音楽研究所　研究テーマ->音楽ソフト->携帯アプリの開発

ソースコードの記述

プロジェクト用の「PlayBtn」フォルダというのが何処かに出来ているはずですから、その下のsrcフォルダの下にソースコードを置かなければなりません。メモ帳で下記のようなプログラムを記述し、PlayBtn.javaという名前でsrcフォルダの下に保存します。

import com.nttdocomo.ui.*;
public class PlayBtn extends IApplication {
    public void start()
    {
        Display.setCurrent(new MainCanvas());
    }
}

上記で、MainCanvasというクラスを呼び出しています。このクラス用のソースコードを作成します。下記のように記述し、MainCanvas.javaという名前でsrcフォルダの下に保存します。

import com.nttdocomo.ui.*;
class MainCanvas extends Canvas
{
    AudioPresenter ap;
    public MainCanvas()
    {
        setSoftLabel(Frame.SOFT_KEY_1,"再生");
        setSoftLabel(Frame.SOFT_KEY_2,"停止");
        ap = AudioPresenter.getAudioPresenter();
        MediaSound sound = MediaManager.getSound("resource:///sound/test.mld");
        try
        {
            sound.use();
            ap.setSound(sound);
         }catch(Exception s){
             Dialog dialog = new Dialog(Dialog.DIALOG_INFO, "エラー");
             dialog.setText("Soundでエラーが発生。");
             dialog.show();
            IApplication.getCurrentApp().terminate();
       }
    }
    public void paint( Graphics g ) {}
    public void processEvent( int type, int param )
    {
        if( type == Display.KEY_PRESSED_EVENT )
        {
            if( param == Display.KEY_SOFT1 )
            {
                ap.play();
            }
            else if( param == Display.KEY_SOFT2 )
            {
                ap.stop();
            }
        }
    }
}

茶色の文字の部分が、新しく加えた処理です。青の部分は、場所を移動しただけで、前の項目と同じ処理です。

ビルドボタンを押してください。
エラーが表示されたら、何かが間違っています。
上のソースコードを見ると分かると思いますが、resフォルダの下のファイルは、「resource:///」というパスで参照することができます。

[起動]ボタンをクリックします。再生で再生、停止で停止します。アプリケーションを終了するボタンはついていません。したがってアプリには、終了のための処理も入っていません。