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  携帯電話用アプリケーションの開発について紹介します。  
JSCLについて
Java2 SDKとJ2ME Wireless Toolkitの通常の携帯用Javaの環境では、Softbank携帯で音楽ファイルを演奏するプログラムを作ることが出来ません。JSCLというJ-PHONE/Vodafone/Softbank向け拡張ライブラリが必要になります。これは、エミュレータを使用するためにインストールしたMEXA SDKの中に入っていますが、インストールしただけでは使える状態になっていません。JSCLを使用できる状態にする必要があります。
JSCLを使用可能にする
\Program Files\SOFTBANK_MEXA_EMULATOR21\libの下にあるstubclasses.zipを解凍します。stubclassesというフォルダが出来ます。
あとでコマンドラインから、フォルダへのパスを入力しますので、\work\stubclassesなど、入力しやすい位置に解凍するのが良いです。
また、パスに「 」が含まれないようにしてください。「Program Files」の下などは避けたほうが良いです。元のstubclasses.zipは残して置いてください。
Windowsアクセサリのコマンドプロンプトを起動します。cdコマンドを使用して、解凍先のパスに移動します。たとえば、cd \work\stubclassesなどのように入力します。
コマンドプロンプトから、「set path=%path%;c:\Program Files\Java\jdk1.5.0_17\bin」のように書いてパスを通します。意味が分からなくても、コマンドラインにこのように記述してからエンターキーを押せば大丈夫です。
次にコマンドラインから、「jar cvf midpapi20.jar com java javax」というコマンドを実行してください。
上記までの操作で、\work\stubclassesの下に、midpapi20.jarというファイルができているはずです。できていなければ、何かが間違っています。出来たファイルを、\WTK2.5.2_01\libフォルダの下に上書きしてください。 (上書きの前に念のためにバックアップをとっておいてください。)