研究テーマ->音楽ソフトの開発->携帯用アプリ開発->Softbank S!アプリ ->準備  
  携帯電話用アプリケーションの開発について紹介します。  
ツールのダウンロード
開発用のツールをダウンロードしてインストールします。
Java2 SDK ,Standard Edition Version 1.5をインストールします。ダウンロードは、Sunのページからできます。
(2009/01現在ではJDK 5.0 Update 17。)
インストールすると、「\Program Files\Java\jdk1.5.0_11」のようなフォルダができます。
(JDK 5.0 Update 17だとjdk1.5.0_17)
次に、J2ME Wireless Toolkitをインストールします。ダウンロードは、
Sunの別のページからできます。
「\WTK25」のようなフォルダができます。
上の2つのインストールで、ソースコードのコンパイル、ビルドと、エミュレータによる動作確認ができます。ただし。エミュレータは、Softbank用のものではないので、次に、Softbank用のエミュレータをインストールします。
前は、Softbankのページにある「MEXA SDK」をインストールすればよかったのですがリンク切れになっています。
2009/01現在では、MC Mobile Creationからダウンロードします。まず会員登録を行ないます。(名前やメールアドレスなどを記入するだけです。)ログインしたあと、http://creation.mb.softbank.jp/sapp/sapp_terms_02.htmlからエミュレータをダウンロードします。インストールすると「\Program Files\SOFTBANK_MEXA_EMULATOR21」というフォルダができます。なぜか「\SOFTBANK_MEXA_EMULATOR21」にもフォルダができます。(作業用?)
サンプルプログラムを動かす
スタートメニューに「Sun Java(TM) Wireless Toolkit 2.5 for CLDC」というのがありますから、その中の「Wireless Toolkit 2.5」を起動します。(Sun Java (TM) Wireless Toolkit 2.5.2_01 for CLDCのように詳細なバージョンがついていることがあります。)

[Open Project]のボタンをクリックし、「AudioDemo」を選択して読み込みます。
[Build]ボタンをクリックします。(Buildの操作は、もしかしたら必要ないかもしれません。)
[Run]ボタンをクリックします。
エミュレータの画面が表示されます。

ここまでで、画面が表示されなければ、何か手順を間違っています。
次にSoftbank用のエミュレータを動かしてみます。スターとメニューに「S! Appli MEXA Emulator 2.1」というのができているはずです。「MEXA エミュレータ」というのを動かします。新規作成で「AudioDemo」を作成します。 (オプションの選択画面が表示されますが、適当に判断して進んでください。)終話キー(赤い電話のキー)をクリックします。決定キー(真ん中のキー)をクリックします。「Install」が選択されているので、再度、決定キーをクリックします。「\WTK25\apps\Audiodemo\bin」の中にある 拡張子がJADのファイルを開きます。プロテクションについてOKをクリックします。「Yes」「OK」とクリックします。 (エミュレータなので直接マウスでボタンをクリックしてもダメです。)「launch」でアプリを起動します。
サンプルをサーバーにアップする
DoCoMoのiアプリであれば、自分のサーバや借りているサーバにアップして携帯からダウンロードすることができるのですが、Softbankでは、これが出来ないようになっています。(許可されたサーバーからしか出来ないように一種のプロテクトがかかっています。)
許可されたサーバーに、自分のアプリを置かせてくれる無料のサービスがありますので、これを利用します。アプリゲットのサービスは、こちらのページから申し込めます。
アプリゲットにログインして、「S!アプリアップロード」を行います。「AudioDemo」はエラーになってアップロードできないので、他のサンプルをアップすることにします。「\SOFTBANK_MEXA_EMULATOR11\projects\sample\sapp」のフォルダにある2つのファイルをアップします。
サンプルをサーバーからダウンロードする
アプリゲットでアップロードすると、URLが表示されます。このURLを携帯にメールで送ります。携帯で、メールを受信し、アプリをダウンロードします。
(この時点で、エラーが表示されたら、何か手順を間違っています。)
ソフトを起動します。
ソースコードを見てみる
「WTK25」のサンプルには、 音楽ファイルを演奏するものもありますから、この部分は、自分で音楽アプリを作成する際に参考になります。