研究テーマ->音楽ソフトの開発->MIDI系アプリの開発->自動作曲ソフトの開発->音楽的特徴をパラメータ化する  
  色々な種類の音楽を自動作曲するために、目的とする音楽の特徴をパラメータで指定して自動作曲を行うということについて考えます。  
パラメータを用意する
音楽といっても、色々な種類、ジャンルのものがありますから、それらを、自動作曲を行う処理でパラメータとして受け取れるようにしておきます。
たとえば、キー、拍子などを指定できるように自動作曲の処理を作成するのは難しくありません。
さらに、音階などは、そのジャンルの音楽の特徴を出すのに大きな役割をしていますから、たとえば、「ダイアトニックスケール」「陽音階」「陰音階」などを、パラメータとして選択可能にしておくことが有効です。
傾向を再現するために確率テーブルを用意する
音階のように、はっきりと、その音以外は使わない、というものはパラメータ化しやすいですが、そうでない場合もあります。たとえば、あまり使わないけど、たまに使うみたいな状況があった場合は、どうすれば良いでしょうか?
このような頻度というか、確率によって音楽の特徴が示されるような音楽ジャンルがあります。たとえば、クラシックのメロディに比べて、ロックのメロディはシンコペーションの割合が多くなっています。しかし、クラシックでもまったくシンコペーションが使用されないわけではりません。なので、何%くらの頻度でシンコペーションの音を生成できるかを指定しておけば、両者の音楽ジャンルの違いを自動作曲に組み込んで表現することが可能になります。。