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PureDataに関する情報を提供します。  
必要なファイルをダウンロードする
GEMを使用するには、まず、PureDataが使用できる状態になっていなければなりませんので、まだの人はまず、PureDataの環境を整えてください。
PureDataの環境が整っている人は、GEMのページから必要なファイルをダウンロードします。必要なのは、gem-bin-X.XX.zipというファイルで、この中に、Gem.dllというGEMの本体が入っています。あと、gem-doc-X.XX.zip をダウンロードすると、中にサンプルファイルが入っていますので、こちらもダウンロードしておきましょう。
また、GemLibs-NT-1.zip というファイルの中に、ほとんどの人が必要な「glut32.dll」というファイルが入っていますので、こちらもダウンロードしておきます。
PureData用のフォルダにダウンロードしたファイルを入れて解凍します。「gem-X.XX」のような名前のフォルダができます。また、GemLibs-NT-1.zip を解凍すると、「GemLibs」という名前のフォルダができます。
起動用のファイルを作成する

「pd.exe」をダブルクリックして起動しても、GEMは使用できません。起動用のバッチファイルを作成する必要があります。

PureDataフォルダの中に、pd.batという名前のテキストファイルを作成します。

pd.batの中は以下のようにします。「[pd.exeのパス名] -lib [Gem.dllへのパス]」 の順で記述します。Gem.dllの入っているフォルダの名前を調べておく必要があります。たとえば、「f:\PureData\Gem-0.87\Gem.dll」のような場所にGem.dllはあるはずです。

GemLibsフォルダの中のgultフォルダの中にgult32.dllというファイルがありますので、これを「pd.exe」のあるフォルダにコピーしておきます。

起動する

pd.batをダブルクリックします。PureDataが起動し、DOSの画面に、GEMのバージョンが表示されたらOKです。

サンプルプログラムを動かしてみる

本当に、うまく動いているかどうかを試すために、サンプルプログラムを動かしてみましょう。
メニューの「File」で「Open」を選択します。「gem-X.XX」フォルダの中の「examples」フォルダの中の「01.basic」というフォルダの中の「01.redSquare.pd」を読み込みます。

「create」をクリックすると新しいウィンドウが開きます。画面左の「1」をクリックすると、四角形が描画されます。画面右の「1.0.0」をクリックすると四角形が赤になります。