研究テーマ->音楽ソフト->プログラミング環境->MAX/MSP
MAX/MSPに関する情報を提供します。  
Jitterを使用する
Jitterを使用すると、MAX/MSPで映像を扱うことができます。 古いバージョンでは、Jitterを使用するには、MAX/MSPをインストールしたあと、Jitterをインストールする必要がありましたが、新しいバージョンでは、MAX/MSPと統合されています。
ビデオを再生するプログラムを作る
ビデオファイルを読み込んで、それを再生するプログラムを作ってみましょう。最低限必要になる機能は、「ビデオデータを読み込む機能」「ビデオデータを画面に出力する機能」「ビデオを表示する画面」「画面を更新する機能」です。
「ビデオデータを読み込む機能」には、「Read」を使用します。
「ビデオデータを画面に出力する機能」には、Jitterの「Jit.qt.movie」を使用します。
「ビデオを表示する画面」には、Jitterの「Jit.pwindow」を使用します。
「画面を更新する機能」には、「metro」と「toggle」を使用します。
部品を並べて線でつなぐ
部品を並べて線でつなぎ、下のようにします。readの配置は、basicのmessageを使用します。(左はマックの古いバージョン、右はWinの2010年頃のバージョンです。)
作ったプログラムを動かしてみる
プログラムを実行するために実行モードに切り替えます。「read」をクリックするとビデオファイルを選択する画面になるので、ビデオファイルを選択します。読み込みが完了すると、自動的にビデオの再生が始まりますが、画面は更新されません。画面を更新するには、「toggle」をクリックしてオンの状態にします。
サンプルのダウンロード