研究テーマ->音楽ソフト->プログラミング環境->MAX/MSP
MAX/MSPに関する情報を提供します。  
Webカメラの映像を範囲を指定して表示する
USBのWebカメラなどから画像を取り込んで、それを表示するプログラムを改造して、指定した範囲だけ表示させるようにすることができます。

作ったプログラムを動かしてみる
プログラムを実行するために実行モードに切り替えます。 左側の「toggle」をクリックしてオンの状態にし、「open」をクリック します。
右側の「toggle」をクリックすると、「clear」で画面がクリアされ、「pak srcrect 0 0 160 120」と「pak dstrect 0 0 160 120」で指定している範囲だけの画像に切り替わります。
srcrect は、入力画面の矩形、dstrectは、出力画面の矩形を意味します。
このパッチはマックでは動作しますが、Windows版では正しく動作しない場合があります。(Windows版ではカメラからの取り込み機能が正しく動作しないことがあるようです。)
サンプルのダウンロード
 
Webカメラの映像を4つに分割して表示する
上のパッチを改造して、取り込んだ画面を4つの領域に分けて別々に表示するパッチを作ることができます。
複数の「jit.qt.grab」を置くと、正しく機能しなくなるので、出力画面だけを4つに分けています。

また、このプログラムでは、pwindowへの入力時に画面を分割していますが、マトリックスを分割する方法につては、Webカメラからの映像を範囲に分けて解析を参照してください。

サンプルのダウンロード