MAX/MSPでは、「音を出す」、「音を止める」など、あらかじめ用意されている機能をウィンドウ上に配置し、線で結ぶだけで、音楽用のアプリケーションを作成することができます。たとえば、「鍵盤」の機能と「音を出す」機能を線で結べば、画面上でキーボードが演奏できるようになります。

もともと、フランスのイルカムという研究所で作りはじめられたものらしいですが、現在は、開発者の一人だったアメリカのジッカレリさんという人が、開発を続けています。MAXは、もともとは、ミラーパケットさんという人が作りはじめたらしいですが、いまや、MAX/MSPは、ジッカレリさんの製品と言っても良いぐらいに彼のものになっています。 Win版は、「そろそろ出します」と言うアナウンス（噂？）が４〜５年の間に、何回かありました。最後は、「狼が来た！」のように、「発売近し」という話があっても、「またか」という感じになっていたのですが、2003年8月にとうとう発売になりました。 新しいバージョンでは、Jitterというビデオを扱う機能が追加されています。 日本では、メガフュージョンという会社が発売元になっていま したが、現在は色々あって別の会社の取り扱い製品になっています。けっこう高価なので、最初は、大学にあったので、使ってみたという人が多いみたいです。 １ヶ月間、制限なしの試用が可能です。