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乱数で音楽を演奏するプログラム
下のようなパッチを作成します。右上にある丸いボタンは、「Put」メニューの「Band」で配置することができます。これがスタートボタンになります。「stop」は、「Put」メニューの「Message」でテキストボックスを配置し、「stop」と記述します。「74」と書かれている部分は、「Number」を使用して配置します。それ以外の部品は、「Put」メニューの「Object」で配置します。
丸いボタンを押すと音楽が始まります。「stop」を押すと演奏が止まります。

プログラムの説明
上から順に説明していくと、丸いボタンは「開始」、「stop」は「停止」のための部品です。これらをクリックすると、下の部品に向かって「開始」や「停止」の合図が送られます。
「metro」は、メトロノームのように、定期的に発音の合図を送る部品です。「metro 600」とすると600ミリ秒ごとに、下の部品に向かって、合図が送られます。
「random」は乱数を発生させる部品です。「random 12」とすると、0から12までの乱数が発生されます。
「+」は、足し算をするための部品です。上の「random」から、0から12までの数字が送られてきますから、「+ 70」とすると「70から82」までの数字にすることができます。
「74」と表示されている部分は、上から送られてきた数字を表示させるためのもので、無くてもかまいません。

「makenote」はMIDIで発音するための部品で、「makenote 64 500」とすると、上から送られてきた数値の音の高さで、64のベロシティで、500ミリ秒間、発音するための処理をします。「noteout」は実際に音を出す部分で、「makenote」とペアで使用します。