Art Cell
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作者による解説 |
概要 |
このソフトはコンピュータによる自動作曲、演奏に対して、ユーザーが操作することによってパラメータを変え演奏するソフトです。メロディラインは自動生成されますが、画面をクリックしたりドラッグすることによって音程やパターンを変化させます。 |
主な機能 |
1)セルオートマトンに似た構造によって、自動演奏を行う。 2)生成された数字のオブジェクト(細胞〜セル)を画面上に表示しアニメーションを行う。 3)外部音源はクイックタイム経由で接続可能。 4)色々なパラメータやセルの色をセッティングファイルとして保存。 5)キーコンビネーションとマウス操作だけで演奏可能。 |
サンプルのセッティングファイルを数種類用意しました。このファイルを読み込んで再生させてみると、大体どのような音楽が作れるか分かると思います。再生のスピードはとても速くできます。ジャズのインプロビゼーションでサックスなどが、バリバリいう感じなども再現出来ます。 普通のシーケンスソフトは、自分で決めて行けるのですが、このソフトのメロディは自動生成されるので、演奏はそれに介入してスピードや音程をかえ、自分では予想しきれない感じの音楽が出てきます。 最初はほんの思いつきで、セルオートマトンのようなことが出来ないか?と思ってプログラミングを始めました。段々、はずみがついて、思いつきから音楽ソフトにまでなってしまいました。一応、インターフェースには凝っています。車のダッシュボードのような立体感を持ったウインドーになっています。(音楽ソフトってここらへん、本当に好きでデザインしてるなーと思います。ハードの音楽機材のような独特のこくのある装置って感じですよね。好きずきはあるけど。それをちょっと念頭においてデザインしてみました) |
今後の展開 |
midiファイル出力できるようにしたり、ループでフレーズをミニマルにくり返せたり、ほとんど一時期のビル・ラズエルとかフリーインプロビゼーションのあの味が出せるような、異端者的なソフトにして行こうと思います。実際の生の楽器と一緒に即興演奏してみたくなるようなソフト。 このソフトのコアにもナンバーシステムの手法を使っています。もし、詳しく知りたい方は私宛メール下さい。できるかぎり分かるようにご説明します。 |