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歌詞
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
ながめを何に たとうべき
見ずやあけぼの 露あびて
われにもの言う 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を
錦おりなす 長堤に
暮るればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとうべき
歌詞の意味と曲の解説
「花」は、滝廉太郎が作曲した春のうららかな隅田川の情景を歌った有名な曲で、文化庁が選定した「日本の歌百選」に選ばれている曲の1つです。同じ滝廉太郎の「荒城の月」の重々しい雰囲気とは対照的に、明るい曲調が特徴的です。この曲は組曲「四季」の第1曲として作曲されました。
歌のメロディは、同じものを単純に3番まで繰り返すのではなく、部分的に少しちがって繰り返されます。たとえば、一番の「すみだがわ」は昇っていく感じのメロディですが、二番の「つゆあびて」は上昇のあと下降します。
作詞は武島羽衣です。「武島 羽衣」は「たけしま はごろも」と読みますが、男性で本名は「武島
又次郎」といいます。「美しき天然」の作詞者としても知られています。歌詞
を見ると分かりますが、「花」というタイトルにもかかわらず、春の花のことを歌っているわけではなく、隅田川の情景を歌ったものです。花は、水のしずくをたとえるための言葉として使われています。
(歌詞の著作権保護期間は、2017年ごろに終了したようです。)
歌詞には古い言葉が使われているため、すこし分かりにくくなっています。「青柳」は苗字でしか聞かないような言葉ですが、「やなぎ」のことを指しています。「桜木」も駅の名前でしか聞きませんが、単純に「桜の木」のことです。「見ずや」は、「見てごらん」という意味です。「げに」は「本当に」という意味です。
「おぼろ月」は春の夜に月が霞んでいる様子を指す言葉だそうです。