チュートリアル - メロディテーブルを使用して作曲するには?

 

ACSの特定の使用方法について分かりやすく説明しています。
ここでは、メロディテーブルを使用して作曲する方法について説明しています。

 
 メロディテーブルを開く
「ヒーリング音楽」の「オルゴール曲」を音楽スタイルとして選択してください。
「オルゴール曲」のような単純な音楽スタイルを指定することでメロディテーブルの効果が理解しやすくなります。
「メロディテーブル」を旋律のアルゴリズムとして選択してください。
 フリーケンシーに合わせて値を設定する
以下の通り値を設定し、メロディテーブルの効果を確かめてみましょう。
インターバル1のフリーケンシー値は最大に設定されている一方で、他のインターバルの値は全て最小に設定されています。
下段の方向値は全てセンターに設定されています。
インターバル、フリーケンシー値、方向値に関する詳細は、こちらをクリックしてください。
上記の設定は、内的に以下の値を表しています。(方向値は-50〜50の数値で表します。よってセンターは「0」ということになります。)
インターバル 1 2 3 4 5 6 7 8
フリーケンシー 100 0 0 0 0 0 0 0
方向 0 0 0 0 0 0 0 0
この設定で作曲すると、以下の旋律になります。
インターバル1のフリーケンシーは、次の音がどれだけ前の音と同じインターバルを含むかを指定します。インターバル1のフリーケンシーだけが「100」に設定されているので、ほとんどの音は同じインターバルのままです。
以下の通り値を設定し、フリーケンシーの別の効果を確かめてみましょう。
この設定で作曲すると、以下の旋律になります。
インターバル2のフリーケンシーは、次の音がどれだけ前の音よりも上あるいは下の全音符を含むかを指定します。インターバル2のフリーケンシーだけが「100」に設定されているので、ほとんどの音は全音符よりも上か下になります。
 方向に合わせて値を設定する
以下の通り値を設定し、方向の効果を確かめてみましょう。
インターバル 1 2 3 4 5 6 7 8
フリーケンシー 0 100 0 0 0 0 0 0
方向 0 50 0 0 0 0 0 0
この設定で作曲すると、以下の旋律になります。
プラス値は方向維持の確率を上げます。マイナス値は方向変化の確率を上げます。
インターバル2の方向が「50」に設定されているので、全音符のインターバルを含む音は同じ方向を保ちながら進みます。音が音域の上限あるいは下限 ([旋律構造]ダイアログボックスで設定した最小音と最高音)に達すると、上図のように方向が変化する場合があります。
以下の値を設定し、方向の別の効果を確かめてみましょう。
この設定で作曲すると、以下の旋律になります。
インターバル2の方向が「-50」に設定されているので、全音符のインターバルを含む全ての音は方向を変化させながら進みます。