1.　MIDIファイルの作成

MIDIファイルの作成は、ACSで行います。着信メロディFactory powered by ACSで作成されたMIDIファイルは、出力フォルダとしてされているフォルダ(初期の状態ではACS がセットアップされているフォルダ)にあります。

着信メロディFactory powered by ACS では、XG、GS、GMのいずれかのMIDI規格が選択できるようになっています。（着信メロディFactory powered by ACS で作成した曲は、XG、GS、GMのリセットコマンドを1小節目で音源に送り出すようになっています。）ホームページに付けるBGMに使用する場合は、GMを選択します。（XGやGSを選択した場合は、ホームページにそのことを明記するようにします。）

ページの雰囲気に合わせて音楽スタイルを選択し、5〜6曲、試しに作曲させてみて、気にいったものを選びます。

2.　MIDIファイルの編集

着信メロディFactory powered by ACSで作成されたファイルをそのままBGMとして使用することもできますが、編集して長さを調節したり、ループ用にエンディング部分を削除したりすることができます。

自動作曲で、１００％気にいった曲ができることはないと思いますが、シーケンスソフトで、わずかな不協和音や、不自然な部分を取り除くだけで、曲がグッと良くなるはずです。また、ホームページでBGMをループさせて流す場合は、曲のエンディング部分を削除します。（最後の2〜3小節です。）

このような編集は、シーケンスソフトと呼ばれるソフトを使用します。シーケンスソフトは、一般のパソコンショップで販売されていますが、インターネットで無料で入手できるものもあります。

3.　HTMLファイルの記述

ホームページで作成したMIDIファイルをBGMとして演奏させるには、そのためのタグをHTMLファイルに記述する必要があります。各ブラウザによって使用されるタグが異なります。N社のブラウザでは「EMBED」、M社のブラウザでは「BGSOUND」タグを使用しますが、「EMBED」は双方で使用できるようです。ループさせたい場合は「LOOP」「REPEAT」を両方「TRUE」で書くようにします。完璧を望む場合は、Javascriptでブラウザを判別するようにします。

　
下が記述例です。

<embed SRC="snowside.mid" WIDTH="150" HEIGHT="40" panel="1" autostart="true" loop="false" ALIGN="MIDDLE">

最後に、MIDI再生用のタグを記述したHTMLファイルと作成したMIDIファイルと一緒にアップロードします。