未来音楽研究室

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大地の音楽

 
 
はじめに
 漠然とした話で申し訳ないのですが、まぁ、話半分に読んで下さい。
 さて、自然界にある色々なものを素材にして、音楽をつくる試みは広く行われています。自然界にある波の音、風の音、年輪の模様などは、人間の心にやすらぎを与える働きがあるといわれています。(俗に、F分の1のゆらぎと呼ばれています。)そして、これらのデータを採取し、そこから音楽が作ると良い音楽が作れるのでは…という考えが生まれるわけです。
 ここで問題になるのが、何のデータを使用するかということですが、私の場合、ちょうど、GPS関連の仕事をする機会がありましたので、そのノウハウを生かして、地形データから音楽を生成するプログラムを試しにつくってみました。
どうやって地形データから音楽をつくるのか
 日本の各地の高度を記録したデータがありますので、これを利用します。任意の2点を結ぶ直線上で高度を調べ、それを2小節分の音に変換します。単純に高度が高いと高い音を、高度が低いと低い音を生成させます。

本当に良い音楽ができるのか
 高度を単純に音程に割り当てるだけなので、さほど良い音楽はできません。音楽のルールを適用すれば、もう少し聴きやすい音楽になるのですが、あまりやりすぎると、何のために自然から取り出したデータを使用するのか、わからなくなってしまいます。この辺が難しいところですね。まぁ、こういう事もできるよ、という紹介ですから。。。

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