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  音楽研究所の管理人の日記です。主に音楽やメディアアートに関することを書いています。 過去の日記もご覧ください。  

 

 

 

6/30(水) カエル  
  水曜なので、大学に講義に行った。
暑すぎて、夜になってもカエルが鳴いてくれない。困ったもんだ。。。
 
     
6/29(火) 音楽ソフト業界イベント&パーティ  
  今日は昼から、六本木にある某国の大使館でのイベント&パーティに行った。音楽ソフト業界の人がたくさん来ていて、顔見知りな人がけっこういた。

音楽ソフトのデモもあった
パリのロボット展で宮島達男さん(現在美術のアーティスト)の技術を担当していたIさんに会った。なんか、現代美術の作家をマネジメントするような組織の設立を計画しているらしい。また、アイデックスの氏家さんにも会った。アイデックスは、音楽関連のソフト制作とか、音楽学校とかをやっているのだが、氏家さんは、DTMマガジンに連載(?)をもっていて、付録のDVDにも登場するので顔みてすぐに分かった。実際に会うのは初めてだったが、DVDのビデオで見るのとほぼ同じ印象の人である。あと、東京電機大学の小坂教授もいた。音楽情報処理の研究会でよく見かける人である。東京電機大学は神田にあるらしい。私の定宿の近くかも?
帰りは東京駅から「のぞみ」に乗った。10時くらいに奈良に着いた。
 
     
6/28(月) 東京出張  
  今日と明日は、東京で打ち合わせ、その他がある。神田のホテルから麹町の某所でミーティングに出かけた。ミーティングが30分ほどで済んでしまったため、次のミーティングまで、一旦、ホテルに戻ることにした。戻る途中に、ビックカメラがあったのだが、そこで、無線ランのカードを購入した。今はAirHのカードを使用しているが、通信速度が遅すぎる。
夕方、六本木の某社にミーティングに出かけた。ミーティングの後、食事に行くことになった。ヨーロッパの某国からやってきた2人と、日本人が3人である。居酒屋に行ったが、刺身は問題なく食べれるようである。馬サシは、駄目みたいだった。

夜は、また神田のホテルで宿泊した。
 
     
6/27(日) テルミンの演奏  
  浜松に在住の知人がテルミンの演奏をするので見に行った。場所は、メリーユーというライブハウスで、この前、NIME04のクラブイベントがあった浜松の繁華街(?)と思わしき一角にある。楽器メーカーがたくさんある関係か、浜松は町の規模に比べてライブハウスの数が多いように感じる。奈良には、ほとんどライブハウスが無い。そのかわり、お寺や神社、町屋などで、演奏会が行われることは多いが。。。
見に行ったのは、「てるみる」というグループで、テルミン2台とギター、鳴り物(名前忘れました)の4人編成である。テルミンの演奏を聴けること自体、珍しいことであるが、2台のデュオで聴けるチャンスは、またと無いだろう。テルミンはロシアのテルミン博士が考案した電子楽器で、四角い箱に水平方向と垂直方向に2本のアンテナがついている。このアンテナに手を近づけたり離したりすることで、音楽の演奏が出来るようになっている。アンテナと手までの距離で音高が変わるのだが、ギターのように、半音ごとにフレットがついているわけではないので、正確な音程で演奏するのが非常に難しい。体が少し揺れるだけで、音程もゆらゆらしてしまうようだ。
このように、演奏が難しいため、テルミンの演奏者は、2人とも、演奏中の顔は真剣そのものである。体を揺らせないのと、表情が硬いのとで、マネキンが演奏しているような感じであるが、その雰囲気が、異様で、妖しい楽器、テルミンにはぴったしである。ちなみに、メンバー全員がテルミンのTシャツというのを着ていた。ユニクロで1000円で売っているらしい。

テルミンのデュオは珍しい
演奏が終わってから、今度は、東京に向かった。駅前に警官がやたら多かったが、どうやら、小泉首相が浜松に演説にやってくるのが原因のようだった。
月曜と火曜は東京でミーティングがある。神田でホテルを見つけた後、秋葉原に行った。ツクモ電気のロボット館で、レゴのパーツを買いたかったのだが、行ってみると、欲しかった光センサーは売り切れになっていた。しょうがないので、かわりに角度センサーを購入した。(かわりになっていないという話もあるが。。。)

秋葉原は歩行者天国になっていた
そのあと、新宿に移動、Fさんと韓国料理を食べに行った。
 
     
6/26(土) ビデオ整理  
  浜松のNIMEで撮影したビデオを整理した。全部で10時間くらいある。
この前、録音したカエルの声を聞いてみた。雑音が多い。風の吹いていない日に録音しないと駄目なようだ。
 
     
6/24(木) 光センサー  
  市役所に住民基本台帳カードを取りにいった。税金の処理をオンラインで行うには、住民基本台帳カードというのをもらって電子認証を発行してもらわないといけない。カードをもらったあと、顧問をしてもらっている会計事務所に行った。
インターネットで、レゴのセンサーを売っている店を探してみた。ツクモのオンラインショップで、センサーをバラ売りしていることがわかったのだが、運悪く、光センサーが品切れになっていた。秋葉原にあるツクモの店に電話してみたら、店頭には、光センサーが入った4000円くらいのセットを置いているらしい。
 
     
6/23(水) マインドストームのセンサー  
  水曜なので、大学に講義に行った。帰りに、りんくうタウンのプレミアムアウトレットに行ってみた。このアウトレットにはレゴの店が入っている。レゴのマインドストームで使うセンサーが欲しかったのだが、売っていなかった。マインドストーム関連の製品は、どんどん廃版になっているらしい。
夜、尼崎の友達のところに出かけた。帰ってきたら2時だった。
 
     
6/21(月) カエルの声の録音  
  夜、カエルの声を録音しに出かけた。カエルの鳴いている場所は、けっこうあるが、周囲の音がうるさく、なかなか上手く録音できなかった。綺麗に録音するには、深夜(というか早朝?)に出かけないといけないだろう。  
     
6/20(日)  
  散髪に行った。待っている間に見ていた雑誌に、蛍の記事が載っていた。
奈良は、蛍の見えるところが多いらしい。時期的にはちょうどなので、詳しい場所がわかれば見にいけるのだが。。。
 
     
6/19(土) 枝雀師匠のCDとビデオ  
  ビデオレンタルで枝雀師匠のCDとビデオを借りてきた。落語大全は、CDもビデオも40巻まで出ている。ビデオを見ていて気づいたのだが、同じネタでも、ビデオとCDとでは、違う場所で撮られたものが使用されているみたいだ。全部のネタがそうかどうかは、分からないが。。。  
     
6/17(木) 後藤英さんの講演  
  午後から、京都精華大学に、作曲家の後藤英さんの講演を聴きに行った。京都精華大学では、後期から非常勤講師をすることになっている。
講演では、バイオリンの形をしたバーチャルインストゥルメントの演奏やヤマハのMIBURIのようなボディスーツの紹介があった。
講演の後、打ち上げに行った。参加者は精華大と後藤さんお奥さん(フランス人)や知人である。鴨川沿いで川床がある店だったのだが、カエルの鳴き声が激しく聞こえてきて、かなり心をふさぶられた。トノサマガエルほど高くなく、また、ウシガエルほど低くもない鳴き声だった。

周りでカエルがたくさん鳴いていた。。。
後藤さんは、音楽を演奏するロボットというのを作っているので、この前みた六甲の自動演奏装置のことを話してみたら、彼もそのような博物館があるということは知っていたということだった。
 
     
6/16(水) 講義  
  水曜なので、大学に講義に行った。  
     
6/14(月) 打ち合わせ  
  夕方Mさんが事務所に打ち合わせのためにやってきた。  
     
6/13(日) オルゴールの博物館  
  六甲山のふもとにあるHALL of HALLSというオルゴールの博物館に行った。ミュージアムショップで、岩井さんの持っていたようなオルゴールを売っていたので購入した。紙テープに穴をあけたものを、挿入すると、それで色々な曲が演奏できる。紙を逆に入れると、音程を逆にしたり、逆再生したりすることができる。1万円近くした。

博物館の中に、自動演奏の楽器がいくつかった。バンジョーとか、バイオリンとかを自動演奏する装置である。浜松で見たギターボットを彷彿とさせる仕組みである。
土産物屋で、ちょっと大きな風鈴を発見した。大中あわせて、5つも購入してしまった。例によって、「奥から新しいのを出してきます」と店員さんに言われたので、いつものように「音を聴いてどれを買うか決めているので、別のではダメです」と言わなければならなかった。ちょっと変な人である。風鈴楽器を作ろうとしているのだが、それぞれ違った音の高さの風鈴を1オクターブちょっとの範囲で揃えなければならないのだ。
 
     
6/12(土) DTMマガジン  
  風邪をひいてしまった。DTMマガジンの原稿を書いた。原稿を書いているときに、ビデオに画像飛びがあるのを発見したが、既に手遅れである。もう工場に行っているに違いない。  
     
6/11(金) NTT研究所オープンハウス  
  朝、顧問をしてもらっている会計事務所に行った。なんか、国税電子申告というのをやるとかで、市役所で住民基本台帳カードというのを発行してもらってくれと言われた。よくは分からないが、電子認証の際に、その住民基本台帳カードが必要になるらしい。帰りに、市役所によって住民基本台帳カードをしたのだが、住所が古かったため、住民票の移転からしなければならず、けっこう手間がかかった。
昼、ATRのHさんのところにCD−ROMを取りに行った。ATRは京阪奈学研都市(?)にある研究所で、メディアアートとか音声分析の研究なんかもやっている。CD−Rは別にATRの研究とは関係の無い内容で、後藤さんというアーティストさんのパフォーマンスの様子が収録されているのだが。。。
帰りにHさんが、NTTの研究所でやっているオープンハウスのことを教えてくれた。NTTの研究所は、ATRのすぐ隣にある。オープンハウスというのは、研究所でやっている研究内容を一般の人にも公開するというもの。一般の人と言っても、見にくるのは、やはり研究者が多いのだが。。。帰りにNTTの研究所に見に行ってみた。ブースに分かれて色々な研究が発表・展示されていた。時間がないのでざっと見たあと、速度を体感できるというデモブースに入ってみた。TVゲームのレーシングゲームの画面が前にプロジェクションされている。両耳の脇に電極をつけて、その画面を見ると、カーブになったところで、本当に曲がっているような重力というか、感覚というか、そのようなものを感じるというのが主旨らしい。待ち行列ができていたが、並んでみた。体験してみると、たしかにクラクラするような気もするが、なんか、最近、疲れているので、そのせいでクラクラするような気もするし、よく分からなかった。
 
     
6/10(木) 自由が丘  
  今日は朝から東京方面に出張である。
昼からDTMマガジンを発行している寺島情報企画で打ち合わせだったのだが、自由が丘の駅から打ち合わせ場所に向かう途中にある屋台風のエスニックなお店でお昼を食べた。

寺島情報企画での打ち合わせのあと、溜池山王の近くにある某社での打ち合わせに行った。自由が丘からだと30分くらいしかかからない。新しく設立される会社で、もうじき、 雑誌に広告が載るはずである。6時ころに終わって、そのまま帰ったが奈良についたら9時30だった。帰るのに3時間半しかかかっていない。
 
     
6/9(水) 講義  
  水曜なので大学に講義に行った。  
     
6/8(火) モーグ博士の講演  
  午後、ATRでモーグ博士の講演があったので、妹のだんなさん(立命館大学の先生)と聞きにいった。浜松で聞いたのと、ほぼ同じ内容で、テルミンの話では、やはりクララ・ロックモアのビデオが上映された。最後の質問の時間は浜松のときよりも長く、深い内容のものが多かった。聞きに来ているのは、ATRの職員がほとんどで、NTTなど付近の研究所の人がちらほらだったと思う。
モーグ博士に続いて、ギターボット(ギターボッド?)とバイオリンの演奏があった。これも浜松で見たものとほとんど同じだった。そのあと、もう1つビデオ関連の講演があったのだが、それは聞かずに帰った。

ギターボット(浜松で撮影したものです)
 
     
6/7(月) 楽器メーカーの見学ツアー  
  今日もまだ浜松にいる。NIMEというコンファレンスで企画された楽器メーカーの見学ツアーに参加した。バスでローランドの研究所とヤマハの本社工場に連れていってくれるというツアーだ。9時ごろ、大学に集合場所に行ってみると、海外から来た参加者が4〜5人いた。世話役の学生(?)さんがやってきたのだが、英語が話せないため、通訳してあげた。コンファレンスなどで、ある程度の英語が話せないというのは致命的であるということを感じた。しばらくしてバスがやってきた。浜松駅ですでに、10人ほど乗せてきていた。バスが出発してまもなく、バスガイドさんによる説明があったが、日本語なので、ほとんど聞いている人がいない。。。

浜名湖湖畔のローランドの研究所
1時間ほどして、ローランドの研究所についた。りっぱな建物である。1Fの半分ほどは、ローランド博物館というものになっていて、今までに発売されたローランドの製品が展示されている。その奥は、録音スタジオとか、無響室とか、パイプオルガンの部屋とか、そんなようなものがあった。無響室は、ICCにあったのと同じような感じで、グラスファイバーで取り囲まれた部屋で音が響かないようになっている。
付いてすぐに、コンサートホールのような場所で、ローランドの創業者の梯郁太郎氏による有難いお話があった。これからの時代は、ソフトウェアの時代であるということらしい。新製品のデモもあった。
午後は、ヤマハの本社工場の見学だった。グランドピアノをつくる工程を見学した。
3時ごろツアーが終了した。車で奈良まで帰った。
 
     
6/6(日) 静岡文化芸術大学  
  朝、ホテルで少し仕事をした。なんか忙しい。
昼から、また静岡文化芸術大学へ行った。展示作品が動いているか確認したが、今日は動いていた。コンサートホールでリハをしているはずなので見に行った。後藤さんのリハを取材させてもらう約束になっている。行ってみると、ちょうど、後藤さんのリハをやっていたので、ビデオにその様子を収録した。
午後から、コンサートの本番があった。出演者は4人。後藤さんはトリだったが、センサーがいっぱいついたスーツを着たダンサーがいて、ダンスすると映像と音楽が変化する仕組みである。
終了後、展示作品のカタヅケがあった。大学の学生に手伝ってもらい、機材を車につみこんだ。1時間もかからずにカタヅケは終わった。ATRのロドニーさんがカタヅケを手伝ってくれた。彼は 、なかなかの人格者である。
カタヅケのあとホテルに戻った。昨日の居酒屋に行こうと思ったのだが、なんと休みだった。しょうがないので付近を散策した。どうやらホテルの付近は韓国人街になっているらしく、韓国料理店が多い。駅の近くにヤキトリと書いた居酒屋があったので入ってみた。注文しようとすると、なんとヤキトリは無いので、おでんか串焼きを注文してくれと言う。関西ではありえない話だ。しょうがないのでヤキトリを注文した。店内には、ブラジル(?)やヨーロッパの人らしき人たちがいっぱいいた。あまり食べるものが無いので、少しだけ食べて出てしまった。帰りに、輸入雑貨店の横にある立ち飲み屋さんに行った。何人だかわからないが、白人の女性がヤキトリを焼いている。まわりには、ブラジルか南米の雰囲気の人たちが立ち飲みをしていた。そこでヤキトリを食したが、安くておいしかった。まわりの会話の感じではスペイン語ではないかと思うのだがよく分からなかった。
 
     
6/5(土) コンファレンス  
  1時くらいまでホテルで仕事をして、それから、静岡文化芸術大学に行った。入り口のところで、ATR(情報技術の研究所)のロドニーさんにあった。(彼は、どうやらオーストラリアの人らしい。)なんか、知り合いでi-cubeのようなものを作っている人がいるという話になり、見せてもらうことになった。

コンファレンスのプログラムにはない非公式なデモなので、シアターの一角で見せてもらった
後藤英さん(フランス在住のアーティスト)に、彼を取材に来ていたサウンド&レコーディングマガジン(サンレコと呼ぶ人が多い)の編集者さんを紹介してもらった。なんか、取材する面白いネタはないかと聞かれたので、ロドニーさんが展示している作品を教えてあげた。ちょうど、ロドニーさんがそばにやって来たので、彼と一緒に展示スペース行った。私の作品が展示されているすぐ横なので、ついでに私の作品も見てもらった。なぜか、プログラムが、また止まっていたので、すぐに動かしたが、こう、しょっちゅう止まっているのは問題である。
そのあと、音楽ロボットの発表を見た。ロボットが色々な楽器を演奏するというもの。
一旦ホテルに戻り、夕方のコンサートを見るために、また大学に行った。駐車場から大学に行く途中で、交差点のところで、じっと立っているおじさんがいた。良く見るとモーグ博士のようだったので、「モーグ博士ですか?」と訪ねてみたら、やっぱりそうだった。これ幸いと、サインをもらった。「こんなところで何をしているのですか?」と聞いてみた。奥さんが来るのを待っているということだった。

モーグ博士にサインをしてまらいました

後から通りかかった人にも話しかけられていました
夜、また、コンサートがあった。変なものが目白押しである。

髪の毛のバイオリンで演奏するとウーハーからの圧力でシャボン玉がでるという謎のパフォーマンス

太鼓からは、ゴジラが吐くようなワッカが飛び出す
さらに、その後、スタジオ1982?とかなんとかいうところで、クラブイベントがあった。電子音楽のコンサートのほか、VJのパフォーマンスもある。VJのグループの中には、ローランドの人たちもいた。 もっと続きがあったようだが、12時過ぎまでいて、帰った。

イベントにはモーグ博士の姿もあった。横にいるペアルックの人は奥さん?
 
     
6/4(金) オープニングパーティ  
  10時前になんとか編集を終えることができた。かなり、寝不足である。
10時に、静岡文化芸術大学の展示会場にいくと、今日はちゃんと動いていた。
昨日の旅館では作業ができないため、ホテルを移動することにした。昨日はどこもいっぱいだったが、今日は空いているホテルがすぐにみつかった。3時からチェックインできるので、3時ちょうどにチェックインした。6千円ほどで、まともなホテル。10階建てくらいのビルで、部屋に風呂もついているし、1Fにはレストランもある。千五百円ほどの違いで、どうしてここまで差があるのか?
午後は、コンファレンスで行われているデモや展示を見て回った。変な楽器とか、演奏装置とかがいっぱい展示されている。夕方、オープニングパーティのようなものがあった。コンファレンスの参加者には知っている人もけっこういるが、やはり、楽器メーカーや大学の先生が多い。
そのあと、またコンサートがあった。ミブリのようなグローブで演奏するというものや、シタールに色々とデバイスをつけて演奏するものとか、バイオリンに反応して自動伴奏(?)する巨大な楽器(?)とか、文章では説明しづらいが、なんか、そんなのである。
夜は、ホテルの前の居酒屋で食事をした。
 
     
6/3(木) NIME  
  今日からまた浜松に行かなければならない。あまりに忙しいので、A君に浜松でのホテルを探してもらったが、どこも満室で、1つ怪しげな旅館に空きがあったので、そこを予約した。一泊4800円ぐらい。どんな部屋なんだろう。そこまで安くなくていいのだが。。。
softpadを紹介するビデオの編集が終わらないので、朝4時に起きて、昼に出発する直前まで作業をしたが、結局、終わらないので、Premierというビデオ編集ソフトの入っているデスクトップパソコンをそのまま車でつんで持って行くことにした。。。
3時に浜松に付いた。旅館に行ってみると、想像したより、ボロかった。小学校のとき、校舎を建て替えるときに、一時期、プレハブの校舎だったことがあるが、それをボロくしたような感じである。もちろん、部屋には風呂もトイレもない。ボロくてもよかったのだが、部屋にカギが無いのは少し驚いた。パソコンを設置して仕事をしなければならないため、かなり不安である。さらに、門限があるということがわかった。11時までに帰ってこないと入れなくなってしまうらしい。恐ろしい。。。
とにかく、パソコンだけ設置して、NIMEというコンピュータ・ミュージックのコンファレンスが行われている静岡文化芸術大学に行った。ここには、月曜日に設置した「映像のカノン」も展示されている。まず、展示会場に行ってみたのだが、思ったとおり、作品はトラブルでとまっていた。起動と終了のタイミングでは、そばについていないとツライものがある。ATRの人たちは、すぐ横の展示スペースだが、ずっと作品の横について、来た人に説明しているようだった。3人いるので、交代で出来るのがうらやましい。会場に、以前、自作のセンサーを取材させてもらったTさんがいた。京都からやってきて、また今日、帰るらしい。最近購入したという、DVD形式のビデオカメラを見せてくれた。普通のビデオと違い、テープではなく、DVDに直接映像を記録するようになっている。普通の画質で30分くらい撮影できるそうだ。私の場合、いつも、取材で撮影したテープは、キャプチャという作業をしてパソコンに取り込まなければならないのだが、DVDに記録できるなら、この作業は不要になる。かなり欲しいかもしれない。。。
コンファレンスに参加するには、2万だか、3万だかのお金がかかる。ちなみに、私は、スタッフとして登録されているので、無料である。
6時から、コンファレンスの一環で行われるコンサートと基調講演があった。基調講演は2人で、メディアアーティストの岩井俊雄さんと、モーグシンセサイザーで有名なモーグ博士である。ビデオを撮るために、前のほうに座ったら、さらに前のほう(というか最前列)に岩井さんがいたので、話かけてみた。前から気になっていたオトキノコのことを聞いてみたが、やはり、今、お店は休業しているらしい。いろいろと事情があるらしいが、かなり残念である。(オトキノコは、京都にある音を売るお店で、岩井さんは、視聴用PCのインターフェイスの作成をしている。)
岩井さんの講演は面白く、終了時にかなりの拍手を受けていた。私が面白かったのは、紙テープを使用するオルゴールで、紙を上下逆にしたり、左右逆にしたりして演奏させると、原曲とは違った面白い曲が聴けるという話である。
次にモーグ博士の話があった。もう70歳になっている。テルミンの映像なども見せてくれた。
終了後、岩井さんに取材をさせてもらおうと思って頼んでみたらOKということだった。食事に誘ってくれたので、6人ほどでエスニックなお店に行った。スタッフの打ち上げかなと思ったのだが、そうではなく、デザイナーさんとか、インターフェイスの研究者とか、企業の人とか、岩井さんの知り合いの人たちで、デザイナーの人はかなり有名な人らしかった。(以前、どこかの学会で会ったような気もするのだが、よく思い出せない。。。)門限が11時なので、11時少し前に、先に帰ることにした。なので、清算してもらおうとしたら、今日は、全部、某氏のおごりということらしく、結局、私もごちそうになってしまった。
11時ぎりぎりに旅館に戻り、少し寝てから、ビデオの編集の作業をした。なんと、この旅館は、連泊しても10時から4時までの間は、旅館内から外に出なければならないらしい。恐ろしい。。。夜は出入り口が閉まってしまうので、飲み物を買いにでることもできない。(もちろん、中に販売機があるような場所ではない。)
 
     
6/2(水) ビデオ編集  
  大学での講義に行った。事務局に試験のスケジュールを出した。
帰ってきてからDTMマガジンのビデオを編集した。この前、取材させてもらったsoftpadというアーティストのグループを紹介するビデオである。ぜんぜん作業時間が足りない。
 
     
6/1(火) 古本屋散策  
  朝、蔵前にある某社でミーティング。午後から神保町の某社でミーティングだったのだが、はやく付いたので付近の古本屋を散策した。この近辺には、古本屋がたくさんあり、さらに先に行くと、御茶ノ水の楽器 店街になる。楽譜専門の古本屋もある。
某社のミーティングのあと、自由が丘に移動、DTMマガジンの編集部の横にあるマンションの一室でミーティング。最近、社員が増えてきて、スペースが足りなくなったのでその部屋を借りているということだった。夜、六本木の某社に移動、ミーティング。大使館でのパーティに誘われたが、時間が無いので断ってしまった。終わった後、浜松まで新幹線で移動し、そこから車で奈良に帰った。無茶苦茶なスケジュールだが、今週は、まだ、こんなスケジュールがつづくはず。