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  音楽研究所の管理人の日記です。主に音楽やメディアアートに関することを書いています。 過去の日記もご覧ください。  

 

 

 

11/29(火) カメレオンロボット  
  ロッポという市販キットと自分で作ったパーツを組み合わせて、ロボットの形にした。カメレオンのつもりなのだが。。。

舌の部分に使用しているアルミが薄いのと、小型モータの精度が悪いため、動きがぎこちない。。。
 
     
11/28(火) 組み立て  
  アルミを削って作ったパーツに色を塗り、組み立ててみた。
 
     
11/26(日) パーツ製作  
  購入した道具で、アルミ板を削ったり、穴をあけたりしてパーツを作ってみた。アルミをまっすぐに切るのは結構難しい。  
     
11/24(金) 京都精華大学  
  金曜なので京都精華大学に講義に行った。  
     
11/22(水) 制作機器  
  ロボットのパーツを自分で制作するために、アルミ板を削ったり、穴をあけたりするための機器を購入した。
 
     
11/18(土) ロボファイト4  
  大阪の産業創造館で行われたロボファイト4というイベントに参加した。ロボットのバトル大会で、100体近くのロボットがトーナメントで競いあうというものである。筋電センサーで動かすロボットで参加したが、やはり、まともに動かず、1回戦で敗退してしまった。

DTMマガジンの取材も兼ねているので、忙しかったが、ROBO-ONEという大会で優勝したキングカイザーというロボットのデモもあり、それなりに面白かった。

自分のロボットと同じ衣装を着ている人がいて、驚いた。。。

なぜか最後は全員でテーマソングを歌って盛り上がる。。。?
 
     
11/17(金) 叡山電鉄  
  金曜なので京都精華大学に講義に行った。いつも、紅葉の時期は、叡山電鉄は異様なほど混雑するのだが、なぜか今年は混雑していない。何故?  
     
11/16(木) 筋電センサー  
  筋電センサーを使用して、ロボットを動かす仕組みを制作中である。なかなか上手くいかない。
 
     
11/13(月) 乱闘騒ぎ  
  乱闘騒ぎのため、京都精華大学の学園祭は中止になっていたらしい。いったい何があったのか。。。  
     
11/12(日) PDA  
  日本橋でPDAを購入。PDAというのは、今はあまり出回っていないらしい。  
     
11/11(土) 時差  
  時差と疲れのため、ほとんど一日中寝て過ごした。電気店にPDAを買いに行ったが、売っていなかった。  
     
11/10(金) 帰宅  
  日付変更線を超えたため、次の日に。。。
関空からリムジンバスに乗った。自宅のすぐ近くにバス停があるので便利である。
 
     
11/09(木) 帰国  
  朝はやくチェックアウトし、タクシーで空港に向かった。ホテルは、既にMITの世話役の人によって清算済みだったが、1日200ドル以上する部屋だったらしい。ホテルを出たのは、5時くらいだったが、すでに、けっこうな交通量だった。

シカゴで乗りついで、関西空港に向かった。けっこう空席があり、来たときよりは楽だった。
 
     
11/08(水) レキシントン  
  椿氏は今日、帰国した。私は明日帰国なので、1日観光した。ボストンは、過去に4〜5回、観光で来ているから、ボストン以外のところを観光することにした。せっかく丸1日あるというのに、あいにくの雨である。滞在中は、ほとんど晴れていたのに、なぜ今日は、雨?
近郊のレキシントンという町に行くことにした。レキシントンには、鉄道が通っていないため、地下鉄のアルワイフ駅というところからバスに乗った。レキシントンには、独立戦争時代の戦場やら、ゆかりの建物などがある。さして大きな町でもなく1時間もたたないうちにめぼしいものは見てしまった。

観光案内所で、リンカーンというところに、同じような観光スポットがあるので、そこまで歩き、そこからタクシーに乗ってコンコルドに行くように薦められたので、そうすることにした。
バトルロードという道を1時間ほど歩いて、リンカーンの観光案内所についた。途中に、観光ポイントが散在しているため、それなりに歩く意味はあるのだが、雨が降っているせいもあり、けっこう疲れた。

しかし、まだ少し元気があったので、コンコルドまで歩くことにした。3分の2まで歩いたところで、力つきたので観光案内所に教えてもらったタクシーに電話した。すると、私がいる場所まで来るのに最低でも45分かかると言われてしまい、しかたなく歩くことに。。。
途中、たいていの博物館は閉まっていたのだが、1つだけ開いている博物館があった。コンコルドには以前、観光で来たことがあるが、夕方遅い時間についたので、閉まっていた博物勘である。そのときは、何の博物館なのか分からなかったのだが、どうやら、若草物語の作者の生家らしい。20分ほどのガイドツアーに参加したが、ほかに客もいなく、私一人に説明してくれた。

雨の中、やっとコンコルドの街中にたどりつき、おもちゃ店などを見ながら駅に向かった。おもちゃ店で、面白いトイピアノを見つけた。たいていトイピアノの背は低くなっているのだが、このトイピアノは小さな子供が実際に弾けるような高さに調整してある。

椅子が付いているトイピアノは珍しい。。。
コンコルドの駅からコミュータトレインという電車に乗ってボストンに向かった。1時間に1本くらいしかない電車で、乗っているのも全員、観光客っぽかった。ホテルに帰るために、途中で地下鉄のレッドラインに乗り換えた。ホテルはケンドールという駅にあるが、1つ前のセントラルという駅で降りて、アートインレジデンスの世話役の人に教えてもらったサイエンスフィクション専門の書店に行ってみた。本当に書店で、DVDなどは一切置いていなかった。日本の漫画を英訳したものが置いてあった。
 
     
11/07(火) ミンスキー教授  
  朝、メディアラボで、環境音に連動して動く癒しの機械(?)という作品を作っている大学院生の話を聞かせてもらった。ミキサーの前で、声を出すと、それにあわせてミキサーが動くとか、そいういった感じの作品である。
そのあと、化学学部に行って、水から水素を作る研究をしている教授の話を聞く。テレビに何度もでたことがある人らしく、話し方もなんとなく役者っぽい。

今日は、ミンスキー教授に会えることになっていたのだが、結局、都合がつかなかった。残念である。
何回も行っているメディアラボの近くの魚料理の店で、午前中に会った大学院生とその彼氏と昼食をとった。彼氏は音楽関連のソフトウェアの開発にたずさわっているらしい。彼の働いている会社では、たとえば、5つの曲を読み込むと、それを合成して1つの曲として出力できるというような製品をつくっているらしい。たとえば、クリスマスの曲を数曲入力すると、クリスマスっぽい雰囲気の曲が1つ出力されるといった感じ。曲の特徴も分析する研究もしていて、たとえば、ある曲を購入すると、それと似た特徴の曲を探しだしてきて、将来は、ある曲を購入すると、その曲と似た曲のリストを表示して購入を促すようなシステムを作るらしい。アマゾンの音楽版である。
彼氏との話のなかで面白いことを聞いた。ニューヨークで水道管を利用した放送システムを作った人がいるらしい。
昼食の後、椿氏はニューヨークとボストンでしか売っていないという3万円もするスニーカーを買いに出かけて行った。私は世話役の人と、一緒に昼食を食べた大学院生とで、ホテルの私の部屋に行き、T氏に借りてもってきたセンサー類を実演したりして過ごした。上手くいかないことも多いのだが、今回、脳波ヘッドライトはけっこういい感じで動作してくれた。
暇なので、DSの動物の森を見せてあげた。動物の森は、こちらでも流行っているらしい。
まだ時間が余っていたので、クオンタムブックスという書店に行った。MITの生協の近くにあり、技術系の本だけ売っている書店である。雑誌のコーナーに「スウドク」の英語版が売られていた。

メディアラボに戻り、トポボという、レゴのようなブロックの教育用ロボットを研究している人の作品(製品?)を見せてもらった。

その後、メディアラボの中にある劇場のようなところで、イスラムのからくり人形についての講演を聴いた。
夜、タクシーでボストンにあるドイツ文化会館のようなところに連れていかれ、ドイツのラップについての講演を聴いた。講演者は、ソニックフォーカスでも講演していた人らしい。そのあと、打ち上げをかねた夕食会に行った。

これで一応、アートインレジデンスのスケジュールは全て終わったことになる。

ホテルの前で別れを惜しむ椿氏とMITの世話役の人。。。
 
     
11/06(月) バークリー音楽院  
  朝、時間があったのでバークリー音楽院に行ってみた。かなり小さな規模の学校である。事務関係の部署は、向かいの商店街の間に入っていたりする。向かいの商店街に大きな楽器店があったが、朝、早すぎたため、閉まっていた。残念である。

昼、チベット料理を食べながら、環境関係の研究をしている大学院生たちと昼食をとった。昼食後、風車で動く自転車を作っている学生の工房を見せてもらいに行った。例の背の高い自転車もここで作られたものらしい。

色々と変なものがあった。ハロウィン用の小道具なんかもまぎれていたりして、かなり怪しい感じである。
午後、環境関係の授業に参加した。アーテイストインレジデンスの世話役の人によって、一日中、びっしりとスケジュールが組まれている。。。椿氏の次の作品は、環境に関することがテーマになるため、環境関係の人に会う予定がけっこう入っている。学生に、夕食2ドルを2週間つづけるという宿題がでていたらしく、その討論があった。授業終了後、担当教授の部屋で話を聞かせてもらった。そこで、ペダルで出来る製粉機のようなものを見せてもらった。
メディアラボのビルに戻ると折り紙の研究会(?)のようなことが行われていた。こちらでは、折り紙はけっこうブームになっているのか?
メディアラボで、音楽関係の制作を行っている大学院生の作品を見せてもらった。PD(MAX/MSPみたいなやつです)とゲーム用のコントローラを使った新しい楽器のようなものを見せてもらった。彼は、スタンフォードから来たらしい。スタンフォードで行われているコンピュータミュージック関連の研究についても少し話を聞かせてもらった。
夜、イデチコ(?)という現代美術の大家の公演を聴いた。政治的な内容の作品が多いらしい。
夜おそく、大学院生向けのワークショップを行った。似たようなことをしたためか、新入生向けにやったワークショップよりも、上手くいった。Neurocubeという教育用ロボットの説明と簡単な作品制作をおこなった。

終了後、なぜか全員で記念撮影。。。
 
     
11/05(日) マウントアーバン  
  朝、一人で、マウントアーバンというところにある墓地を見に行った。山の中に広大な墓地がある。アーリントン墓地と似たような感じである。
スフィンクスとか、変な感じの墓がたくさんある。日本で言えばさしずめ、高野山か。。。(高野山には、ロケットの形をした墓とか、そんなのがたくさんある。)墓地の中央にある丘に立っている塔に登り、上からボストンの町を見渡した。

帰り、バスがなかなか来ないので、タクシーに乗った。タクシーでMITに向かう途中、ハーバード大学やボストン大学のビジネススクールの前を通った。川ではレガッタの練習をしている人たちをみた。

午後から芸術学部の1年生向けのワークショップをした。もちろん英語で講師をしなければならない。上手くできるはずもないが、こういう状況には慣れてきているので、あまりストレスを感じなくなっている。ワークショップでは、筋電センサーを使った楽器というのをやってみた。

ワークショップのあと、メディアラボの前に巨大な椅子が置かれているのを発見した。どうやら学生が作った作品らしい。

(写真を撮られるときに、ピースサインをしてしまうのは、やはり私が日本人だから??)
夜、椿氏の知人の大学院生とアメリカ南部の料理を食べに行く。椿氏は昨日、この人の棲家に行ったらしい。MITの大学院生8人で倉庫を借りてみんなでそこに住んで、研究や作品の制作をしているらしい。居住するのは違法なので、変な形のベッドをつくって分からないようにしなければならないということだった。アルミフレームなどの加工もそのスタジオでできるらしい。ちょっと羨ましい。
食事のあと、バスに乗りハーバード方面へ。途中でバークレー音楽院を通った。ハーバードの近くにある書店に寄ったあとホテルに帰った。
 
     
11/04(土) ブラウン大学  
  今日は人に会う予定がないため、1人で行動した。

チャイナタウンを見たあと、南駅から、プロビデンスへ行った。以前、来たときとはだいぶ様子が変わっていた。なにか、建設中の建物も多かった。
ブラウン大学で、ソニック・フォーカスという学会を見た。

最後に行われるパフォーマンスを見たかったのだが、夜遅いので断念した。電車をまつ間、駅の向かいにあるショッピングモールに行ったのだが、そこでチーズケーキファクトリーがあるのをみつけた。非常に混んでいたので、持ち帰りでチーズケーキを買い、駅で食べた。
 
     
11/03(金) FMラジオに出演  
  今日は、勤労感謝の日。でも、アメリカでは平日である。
朝、ウブンドゥ(?)というLinux系のOSを作っている人の話を聞いた。そのあと、MITの博物館のあるビルへ行き、工房をみせてもらった。

昼、中華料理店で、教員や大学院生と食事をした。付近の地図に、チーズケーキファクトリーが載っていたので、たずねてみると、ショッピングモールの中にあり、駅前からシャトルがでているらしい。でも、行っている時間がない。MITでは、アート系の学部の大学院へは、試験をうけずに入れるらしいということも教えてもらった。
MITの博物館のあるビルに行く途中、また、変な形の自転車が置かれているのを発見。前に見たのとは、少し違う自転車のようだ。今度は、人がやってきて、その自転車に乗って去っていった。

院生のレジデンスに行き、石鹸に爪が入っているという作品を 見せてもらった。同じ人が、貝殻のヘッドフォンというのも作っている。耳にあててみると、なんだか微妙な音が聴こえる。

メディアラボにもどり、音楽関連の作品をつくっている大学院生の話を聞かせてもらった。マイクがついていて、歩き回ると、周囲の音を音楽っぽくして聞かせてくれる。(一種の自動作曲か?)

そのあと、デジタルな機械操作で、アナログの音を再生できるDJロボット?をつくっている人の話を聞いた。
夕方、椿氏がMITが運営しているFMラジオに出演することになり、スタジオへ。昨日の放送を椿氏が聞いた感じでは、ヒーリング系の音楽を流す非常にカルトな感じの番組らしい。ビールを飲みながら打ち合わせ を行った。この時点ですでに少し変である。

番組で使う曲を選ぶために、CDのストックを見せてもらった。

どうやら番組全体が、1つのジョークになっているらしい。一般視聴者をだますような感じの番組で 、聴いている人のほとんどが、ヤラセと分かっていて、それを楽しむような番組である。普通に出演するのでは面白くないということで、椿氏はボブ・ウェルチという名前で、アメリカから誘拐されて日本で育ったという設定になった。私は、彼を山奥で発見した老子という役に。。。どのくらいの人が番組をまともに受け取っているのか分からないが、途中で視聴者からの電話も入ってくる。今回は、 番組スタッフによるやらせの電話だが、一般の電話が入ってくることもあるらしい。

夜、ボストンにある有名なステーキハウスへ行った。建物は以前、軍の施設だったらしい。巨大なステーキと、食べきれないほどのアイスクリームがやってきた。

写真では大きさが分からないが、アイスクリームは、3分の1くらいしか食べれなかった。
 
     
11/02(木) 世界一大きなシンセサイザー  
  朝、朝食をとりながら、温暖化などの研究をしている研究者の話を聞いた。このままいくと海流がストップして、氷河期が来る可能性があるらしい。色々聞いていると、あながち、おおげさともいえない感じである。
ロボットの研究者がたくさんいる変な形のビルで、インテリアとして使うロボット(?)の研究をしている人の話を聞いた。TVショーなどにも使われている技術らしい。ついでに、ロボットのフレームを製作している工房も見せてもらった。たいていのフレームは、ここで作られるらしい。

中華レストランで、MITの教員や大学院生と昼食をとった。明日から、ソニックフォーカスという学会が、ブラウン大学で開かれるらしい。
行ってみてはどうかと進められた。ブラウン大学には以前、行ったことがある。プロビデンスという、少し離れた場所にあるが、電車でいけるらしい。
OLPCという発展途上国の子供にラップトップパソコンを配布するというプロジェクトをしている人に会った。OLPCは、CSK(昔私が働いていた会社)がスポンサーをしていたジュニア・サミットというプロジェクトの流れを汲んでいるらしい。リナックス上で、メッシュという独自のネットワークで近くにいる他のOLPCとつながることができる。電気がない国のために、手回しで自家発電できるようになっていて、非常に低い電力量で動作する。CSoundという音楽エンジンが搭載されている。CSoundは、自分では使ったことは無いが、よく耳にする名前である。椿氏は、これで私に何か音楽アプリを作って欲しいらしい。詳細は不明だが。。。
昼食のあと、MITの博物館があるビルに行き、モスリム(?)の研究をしている人の話を聞いた。服に自衛用の仕組みをつけておくとか、そんな話だった。
そのあと、メディアラボに戻り、時間による光の遷移を写真で示す研究している人にあった。フォトショップのプラグインみたいな感じで、時間帯の違う数枚の写真を用意すると、1つの写真に合成することができる。
世界一、大きなシンセサイザーを作ったというパラディソ(paradiso)教授に会った。このシンセサイザーでアルゴリズム作曲もできるらしい。コンピュータによるアルゴリズム作曲ではなく、パッチだけでアルゴリズム作曲をするということだった。アルスエレクトロニカに出展したという曲を聞かせてもらった。
彼に、DTMマガジン用に作成したロボットのビデオを英訳したものを見せてみた。すると、彼は、NIMEに、ロボットを使用した音楽演奏という分野を進めているという話をしてくれた。ニューヨークのロボット研究者のグループ、リマー(?)や浜松での学会などの話をした。
夜、椿氏が小さな勉強会みたいな場で、講演した。そのあとの討論会(?)で、韓国ではオンラインゲームが流行しているが、日本ではやらないの)はなぜかなどという話をした。
今日は、夕食時に会う人がいなかったためか、キャンパス内にあるファーストフードのメキシコ料理で夕食をとることに。。。私は、タコスを食べた。
MIT内ではたいていパスワード無しの無線LANが使用可能である。ホテルでもインターネットが使用可能である。とても快適である。
 
     
11/01(水) MITのアーティストインレジデンス  
  今日もMITのアーティストインレジデンスのプログラムで、大学内をウロウロした。
午前中、人工知能関係の研究を見せてもらった。会議室を管理するシステムで、複数の話者の声を分離したり、身振り、手振りなどの簡単な動作で、スクリーンを操作したりなどのことができる。ちょっと面白かったのが、熊のぬいぐるみを使用した操作で、熊のロボットを動かして、場所をさししめしたり、逆に、熊が場所を示したりしてくれる。
そのあと、人間型のロボットを見せてもらった。このロボットの開発には、トヨタのトランペットのロボットを作った人も関係しているらしい。

次に政治的な活動をする活動家を支援するシステムを見せてもらった。
メディアラボの地下の工房に、ゲルニカの絵がある。もちろん模写だが、これは国連のネグロポンテさんに贈られるはずのもだったらしい。戦争がはじまってしまったため、行き場を無くし、弟さんのいるこの大学で保管されているらしい。
次に、エネルギー関連の研究をしているところに行った。メディアラボとは、全然別の学部で、ビルも離れたところにある。同じビルに、発電やロケットのエンジンの研究をしているところがあり、MITの他のビルとは雰囲気が違う。工場っぽい感じで、発電所のようになっている部屋もあった。
昼食を、遺伝子組み換え食品の研究をしている人たちと食べた。自動で、遺伝子組み換えの米を探し、炊飯器の中に一定量たまると米をたいて、
メールで招待状を送るという作品の映像をビデオで見せてもらった。授業の宿題のようなものらしいが、実際にこのようなものを作ってしまうところがすごいと思う。エネルギー問題や遺伝子組み換え問題というのが、MITで今、注目されている研究課題らしい。
時間が少しできたので、生協を見てみた。かなり大きな本屋がある。

メディアラボに戻り、音楽関連の研究をしているところに行って、オペラ・オブ・ザ・フューチャーという研究を見せてもらった。大仕掛けの新しい楽器とか、子供用に工夫された作曲ソフトなどを見せてもらった。
夕方、学生のインターフェイスに関する発表会を見た。アナログ・シンセサイザーと同じ仕組みで卑猥な動きをする装置とか、VJで使えそうなソフトとか、そんなものの発表を見た。