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  音楽研究所の管理人の日記です。主に音楽やメディアアートに関することを書いています。 過去の日記もご覧ください。  

 

 

 

09/29(土) 大人の科学  
  NHKで、10月から始まる「ちりとてちん」という女性落語家をテーマにした朝ドラを紹介する番組があった。桂染丸師匠や、小米朝さん、女性落語家の露の都さんなどが出演していた。落語で使用される楽器が紹介されていたが、三味線以外は、落語家が演奏するというしきたりがあるらしい。
「大人の科学」の「テルミン」を購入。マトリョミンの製作者の竹内さんの記事が掲載されていた。マトリョミンは、マトリョーシカの形をしたテルミンである。広告によると、ケロミンという、蛙の形をしたテルミンも別の会社から発売されているらしい。
 
     
09/28(金) 波紋音  
  金曜なので京都精華大学にいった。今日から「大人の科学」の「テルミン」が発売になったらしい。
夜、大阪の松屋町の「練」というビル(?)の「楽」という店に波紋音という楽器のライブ演奏を見に行った。「練」は、町屋風の建物の集まりで雑貨屋や居酒屋、工房などが入っている。

波紋音は、スリット・ドラムと言われる楽器の一種で、日本人の芸術家さんが作った楽器である。中が空洞になっている鉄の上部に、切り込みがあり、そこの部分を、先にゴムのついたバチで叩く。上部の切り込みによって、いくつかの面がつくるが、どの面を叩くかによって、違う音が出る。ゆっくり叩くと、水禽窟に、水滴が1つ1つ落ちている時のような音がする。はやく叩くと、ガムランの演奏のような感じになる。

いろいろなサイズのものが8つくらいあり、大きいものは、かなり低い音がする。演奏は2時間くらいだったが、半分くらいの時間は、観客の体験コーナーみたいな時間に。。。初めてでも、それらしい感じで演奏できるのが面白い。

上の楽器も同じ芸術家さんが作ったものらしい。レインスティックと同じ仕組みで、金属の高い音がカラカラと鳴るが、形は、マウスのようである。
 
     
09/27(木) マトリョミン・シミュレータ  
  最近、マトリョミン・シミュレータというものを作っている。
繁昌亭の桂あやめさんの演目は、昨日と同じだった。少し疲れてきたのか。。。
 
     
09/26(水) 桂あやめさん  
  繁昌亭の桂あやめさんの演目は、昨日と違うものだった。  
     
09/25(火) ライブ繁昌亭  
  今日から数日、繁昌亭に、桂あやめさんが出演する。ライブ繁昌亭というインターネット配信のビデオに入会(?)しているが、彼女の落語を見るために入会したようなものである。毎日、違う演目で出演してくれると良いが。。。  
     
09/24(月) 明日香村の石舞台  
 
明日香村の石舞台で行われているイベントを見に行った。万葉集など、古い歌集を題材にした歌のコンテストとか、八雲琴という弦が2つだけの琴の演奏を聴いたりした。
出演者は、奈良時代風(?)の衣装を着て、歌ったり演奏したりする。
 
     
09/23(日) グランドピアニストの白いの  
  トイザらスでグランドピアニストの白いのが売り出されているのを発見した。私は、黒いのをもっているが、実は白のほうがよかったのでちょっとショック。。。
トイザらスの無料冊子に、ブルーマン・グループがプロデュースしたという楽器が載っていた。手をかざすと、音が鳴る仕組みらしい。
 
     
09/21(金) 京都精華大学  
  金曜日なので京都精華大学に講義に行った。今年は受講生が少ない&女性ばっかり。。。
今年から講師になったN先生と話をした。プログラム関連が専門の人で、以前、椿氏と恵比寿の写真美術館でおこなったデモを見てくれたことがあるらしい。
 
     
09/20(木) 天国と地獄  
  最近公開したVSTアニマル・プラグインというのを使用して、動物の声で「天国と地獄」という曲を演奏させてみた。運動会のリレーでかかる曲である。けっこう面白い仕上がりになった。こちらにあります。  
     
09/14(金) メディアアート演習  
  今日からまた半年くらい、京都精華大学でメディアアート演習という講座の講師をする。毎年、最初の授業は、授業の内容を説明することになっている。
大学についてみると、今年から時間が変更になり、1時間半ほど開始時間が早まっていることがわかった。遅刻である。。。
帰りに、京都の四条でT氏と会う。借りているセンサー類を返却するのが目的だが、その後の飲み会をするのが恒例になっている。私が借りていたのは、脳波ヘッドライトとか、筋電聴診器とか、怪しい名前のグッズで、MITのレジデンスに行った時に借りたままになっていた。最近、T氏は山口情報芸術センターのダムタイプの公演で使用するセンサーを作っていたらしい。
 
     
09/10(月) 矩形波と鋸波  
  最近、ソフト音源のプログラムを作っている。矩形波や鋸波は、プログラムだと完璧な波形が書きだせるが、完璧な波形だと、音がトゲトゲしすぎていて、音源としては使用できないことがわかった。実際、市販の音源の波形を見ると、適度に崩れている。  
     
09/09(日) エピゾ・バングーラ&ファミリー  
  近くのショッピング・モールに行ったら、たまたま、ギニアから来たエピゾ・バングーラ&ファミリーという人たちのコンサートをやっていた。

コラという珍しい楽器が使われていたが、ギターのような外見だが、ハープのような音がする。

民族楽器に、写真のようなエフェクター(1つは、BOSSのワウワウか?)が接続されていたので、ちょっと驚いた。演奏もかなりポップで、エスニックなフュージョンのような感じだった。演奏の後、CDを買って、サインをしてもらった。普段はフランスに住んでいるらしい。
 
     
09/08(土) カワウソ  
  某所でカワウソの鳴き声を録音した。けっこう騒がしい動物である。  
     
09/05(水) M氏  
  M氏と喫茶店で打ち合わせ。一緒に何か新しいビジネスをしたいということだったが。。。
ドリンク2杯で、4時間も居座るというタチの悪い客になってしまった。さすがに疲労した。。。
 
     
09/03(月) ライブ繁昌亭  
  インターネットで落語を配信している「ライブ繁昌亭」というサービスに入会した。繁昌亭というのは、ちょうど1年前に、大阪に出来た寄席で、「ライブ繁昌亭」では、毎日、そこで行われる寄席の内容をインターネットで見ることができる。TVにあまり出ない噺家も見ることができる。  
     
09/02(日) 室生  
  室生の商工会議所でやっているイベントを見に行った。ミニSLが走っていたり、室生にある工芸村(?)で作られた作品などを売るフリーマーケットも出ていた。
 
     
09/01(土) 彦八まつり  
  大阪の生國魂神社(普通は生玉神社と呼ばれている)で行われた「彦八まつり」というのを見に行った。「彦八まつり」というのは、簡単に言えば、落語の神様(?)のお祭りで、上方落語協会が主催し、いろいろな落語家が屋台を出したり、奉納落語が行われたりするイベントである。神社内を、大勢の落語家がウロウロしているので、サインをもらったり、一緒に写真を撮ってもらうこともできる。
毎年、同じ時期に行われているが、去年は、桂染丸師匠の出囃子のCDを買って、サインしてもらったり、奉納落語で、ロボットの落語や、横山ノックさんの話を聞いたりした。
11時からで、桂三枝師匠のあいさつがあったらしいのだが、10分くらい遅れて到着したため、見逃してしまった。昨年の経験を生かし、着いてすぐに、奉納落語のチケットを購入。すぐに買っておかないと、売り切れてしまう。今回は、女性落語家の桂あやめさんの奉納落語を見るのが第一の目的である。

舞台では、地車囃子とか、落語家による住吉踊りとか、そんなものが行われる。夜までいなかったので、見れなかったのだが、落語家バンドによる演奏というのもあったらしい。(ヨーデル食い放題とか、そんな曲が演奏されるのだと思う。)

踊りの舞台などでは、踊りだけでなく、楽器の演奏も落語家が行う。
落語家は、落語を話すだけでなく、演奏家でもなければならない。あまり知られていないが、落語の出囃子や、合い間にはいる演奏は、実は、出番待ちの落語家が演奏している。大きな舞台では、専門に演奏をする人がいる場合もあるが、小さな寄席では、そこまで予算が回らないためだ。今年の舞台でも演奏しているのを見たが、特に染丸師匠は、三味線など、楽器演奏にも力を注いでいるのではないかと思う。
桂文珍さんの屋台の横に、文珍さんがいたので、CDを購入し、サインをしてもらった。(ちなみに、サインは、何も購入しなくても、してもらえる。)

午後から、奉納落語を見た。10月から、NHKで、落語家をテーマにした連ドラが始まるらしく、主演の貫地谷しほりさんという人が来ていた。「ちりとてちん」というドラマで、染丸師匠が、落語指導(?)などをしているらしい。

奉納落語では、染丸師匠のほか、女性の落語家4人の噺を聞いた。女性の落語家の場合、古典ではなく、女性の視点から見た新作落語のようなものをすることが多いので面白い。

夜、室生山上公園 芸術の森というところに、ライトアップイベントを見に行った。敷地内には、ダニ・カラヴァンという人が作った巨大オブジェがいくつか置かれているが、これをライトアップするというイベントである。

写真だとよく分からないが、造形物が水面に映って、奇麗だった。