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  音楽研究所の管理人の日記です。主に音楽やメディアアートに関することを書いています。 過去の日記もご覧ください。  
     
 

9/26(日)

大垣ビエンナーレ  
  2年おきに岐阜県の大垣で行われるアートイベントを見に行った。
前回は、大垣に在住の精華大の非常勤講師をしている某氏に案内してもらって回った。
なんとなく、去年のことのように思っていたのだが、あれから、2年もたっていたのか。。。

展示会場は、大垣の中心部に点在している。
日曜日だというのに、商店街は閑散としている。。。

音に関係する作品もいくつかあった。金属の半球を両手で触るとテルミンのような音がでるものとか、木で作られた仕掛けと鉄球で、ベルを鳴らすもの(けっこう有名な人の作品)とか。

少し離れた場所でやっているビエンナーレに併設みたいなイベントも見に行った。モノヅクリをテーマにしたマーケットのようなもので、色々と変なものを作っている人が、変なものを展示していたり、販売していたりする。


ここでも、木でつくったものを売っている人がいた。(聞いてみたが、ビエンナーレの展示とは関係ないらしい。)

ロボット関連のものを出している人も何人かいた。
iPhoneを利用して動かせるロボットとか。。。

母音だけだが、人の声で歌う電子工作品を売っている人とか。。。

吹き抜けのところに、おおがかりな糸電話があった。


ちょうど、コンサートの時間に居合わせたので見てみた。知っている人も何人か出演している様子。
米本電音研究所という人の演奏(というか発表?)が面白かった。

自分で作った電子装置を並べて演奏を行うというもの。
世間は広い。色々な人がいるものだ。。。(人のことは言えないが・・・。)
 
 
     
 

9/25(土)

辻オルガン  
  先日、調律師さんと話をしていたとき、オルガンの調律の話になった。今は手作業での調律というのはあまりしないらしい。
以前、
辻オルガンというオルガンの工場を見に行ったことがある。え?っていうような山奥にあるのをタマタマみつけたのだが、調律師さんの話によると、辻オルガンはもう営業をしていないらしい。ホームページを確認してみたが、たしかにここ数年の情報が載っていない気もする。。。
前に行った(というか通りかかった)ときは、休みだったので、もう1度行こうと思っていたのだが、残念。。。
 
 
     
 

9/23(木)

ピアノの調律  
  ソフト開発の件で、ピアノの調律師さんと打ち合わせをした。ノートパソコンから音を出して打ち合わせしたいので、カラオケボックスに行くことに。。。
ピアノの調律は奥が深い。基本的には、チューニングメータなど、機械は使わず、耳だけが頼りの手作業である。機械を使わないのは理由があり、突き詰めると、音色の良しあしは機械では判断できないということらしい。
そもそも、ピアノのように倍音の多い音色を機械で周波数の特定をするのが難しいと思うし、周波数としてはピッタリあわせられても、その範囲の中でも3つの弦の合わせ方によって、微妙な音の違いがでるはずである。
また、ピアノの物理的構造と平均律での制約の中で、かならずズレがどこかに発生し、このズレをどのように処理するかが、調律師のウデの見せどころらしい。
 
 
     

9/18(土)

借りぐらしのアリエッティ  
  少し前にJASRACのデータベースを見たときには、Arrietty's Songは、配信不可になっていたのだが、最近みると、OKに変わっていたので、データを作成した。
ジブリの曲は久石譲氏の作品が多いのだが、この曲は外国はセシル・コルベルという人のもの。
外国曲は、JASRACで権利関係を調整するのに、少し時間がかかるのかもしれない。
 
     
 
9/14(火) 鈴虫  
  鈴虫を虫籠にたくさん飼っているところがあったので、鳴き声を録音させてもらいに行った。普段はずっと鳴いているらしいのだが、なぜか、録音しているときには、鳴かず。。。しょうがないので、虫籠を一晩借りて録音することにした。
すると、こんどは逆に、朝までずっと鳴き続けて、けっこううるさかった。物音がすると、鳴かなくなるのかなと思ったが、そうでもないらしい。
録音したものは、MP4でサウンドスケープ(生物)に置いてます。
 
 
     
 

9/10(金)

ショッピングモールにロボット出現  
  夜、自宅の近くのショッピングモールに行ったら、ロボットがいた。

付近のショッピングモールや駅には、よくロボットが出没する。近くにATRという研究所や、工学系の大学があるため、そこの研究者が連れて(?)くるのである。

もともと、このあたりは、関西学研都市という計画のもと、色々な研究所や大学など、研究機関が集められるはずの場所で、実際にATRやNTT、島津、その他の研究所が集まっているが、学研都市ができあがる前にバブルははじけてしまったため、中途半端な感じになってしまっている。
広大な面積の、研究所以外の部分は、田舎としか言い様のない地域である。
私が住んでいるあたりは、区画整理された中に、ポツポツと大きなビルが建っているため、どこか外国の街っぽくもある。
国会図書館とか、私の仕事館など、なぜ、こんな田舎に?みたいな、場違いな巨大で近代的な建物もある。私の仕事館は営業は停止してしまったが、立派な建物はそのまま残っている。。。

ショッピングセンターのような場に連れてこられたロボットは、たいてい、買い物客など居合わせた一般人にあいそを振りまくことが多い(研究発表の一環か?)のだが、今回は、何か目的があるらしく、ロボットが買い物の真似事をするのを、一生懸命撮影していたようである。
 
 
     
9/10(金) プログラム問い合わせ  
  某TV曲から、ホームページで公開しているプログラムについて問い合わせがあった。ときどき、このような問い合わせがある(1年に1回ぐらいか?)。前は、伊藤家の食卓という番組で、取材協力ということで1000円くらいのプリペイドカードをくれたが。。。すでにどのような内容だったかも覚えていない。。。  
     
 

9/5(日)

文化庁メディア芸術祭  
  普通は、メディアアートというのだが、文化庁の場合は、なぜかメディア芸術というらしい。メディアという言葉はさすがに日本語にしにくかったのか。。。

京都の芸術センターで、過去の作品の展示会が行われている。
以前、仕事を手伝ったことがある近森基氏のカゲの作品も展示されていた。
ICC  ビエンナーレ99 近森基 ○[en] (1999)
カゲの作品は、実物をみるのは初めてだったのだが、事前に内容を知っていたため、なるほど。。。という感じだった。
他に、音のテーマにした作品が1つあったのだが、残念ながら故障中。

メディアアートの作品はよく展示中に故障してしまう。みんな好き勝手にいじくりまわすのが原因だと思う。
 
 
     
 

9/5(日)

落語のお祭り  
  毎年、この時期になると、生國魂神社で彦八まつりという、落語のお祭りが開かれる。
彦八というのは、米沢彦八という上方落語の始祖みたいな人の名前である。

師匠クラスの落語家さんが屋台をだしていて、境内をウロウロしているのを目にすることもできる。

舞台でミスコンテストのようなことをやっていた。審査員の中にはざこば師匠も。。。

歌や楽器などの一芸を披露したり、普通のミスコンとは違う感じなのだが、一番変だったのは、狂言風のしゃべりの後、突然、フラメンコを踊ったおばさん。なんでやねん。。。

暑いので中央には噴水が置かれていたが、TVのニュースでCGで紹介されていたものとは、かなり違うものの感じ。。。

せっかく来たので富くじを買ってみた。

はずれくじなしだが、かなり、しょうむないものをもらってしまった。(よく見てないが、味付けのりと、なにかもう1つ入っていた。。。いならいし。。。)

この前、奈良の某夏祭りで見た文福師匠。

奈良の某文化会館に噺を聞きに行ったことがある梅団治師匠。文福師匠と梅団治師匠は風貌が似ているのでよく混乱する。。。

古典落語のCDをたくさん出している松喬師匠。

名前は分からないが、外国人の落語家さん。。。
 
 
     
 

9/2(木)

耳の老化  
  午前中、人間ドックで病院に行った。
聴力の検査があった。電話ボックスのような箱の中に入り、ヘッドフォンをして、音が聞こえたらボタンを押すという検査。
高い音と低い音がでてくる。もちろん、クリアできたが、なんとなく、聞こえにくくなってきているようにも思う。
歳をとってくると高い音が聞こえにくくなってくる。
以前、これを調べるプログラムを作ったことがある。
可聴域&音程識別能力診断ツール
結果をアンケートとして収集していて、自分の結果を送ると、他のひとの結果もみることができるようになっている。