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  音楽研究所の管理人の日記です。主に音楽やメディアアートに関することを書いています。 過去の日記もご覧ください。  
     

12/31(金) 

レコード大賞  
  EXILEが受賞したらしい。
なるほど。。。
 
     
 

12/28(火) 

徳永英明商法  
  ○○商法という言いかたが何か気にいったので、もっと考えてみた。
(特定のアーティストの活動を批判する意図はありません。)

徳永英明商法

「過去にヒットした曲は、時間をおいて出せば再度ヒットするかも」という理念に基づいて、カバー曲のみのアルバムを次々と世に出していく商法。
通常のアーティストでも、特に気にいっている1つ、2つのカバー曲をアルバムに入れることがあるが、全部、カバー曲というのは、周りから受ける批判も含めて勇気がいるはず。。。
そして、大ヒットした曲のカバーでも、出せば売れるというわけではなく、「原曲よりもいい」とか、「こんなアレンジも面白い」とか、付加的な要素が必要である。
徳永氏の場合は、この付加的な要素を歌唱力だけで満たしているので称賛に価すると思う。
歌唱力がないとか、有名ではないとかのアーティストの場合は、なんちゃって大全集のような形で500円で売られるのを目にすることがある。
同じ商法を行う徳永商会の人には、つるの剛士氏などがいる。

平原綾香商法

「過去のヒット曲をカバーする」という徳永英明商法をさらに発展させたやり方で、単に「既に実績のある曲」というだけでなく「版権が切れいている曲」を商材にすることころが、違う点である。
「ジュピター」のようなクラシック曲、海外の伝統曲などを歌う場合、作曲者に対して著作権料を支払う必要がなく、作詞を自分で行えば、歌唱印税の他に、その分の権利料も入ってくる勘定で、ビジネスとしては非常に効率が良い。
もちろん、誰にでもこのやり方が許されるわけではなく、歌唱力が優れいてるとか、詞がすばらしい、容姿が良いなどの条件が揃っている必要がある。

AKB商法

「人の好みは様々」という着眼点で、通常では考えられないくらい多くの歌い手をひとまとめにして、グループとして売り出す手法。
もともとは「おニャン子クラブ」の頃から始まり、その後、「モーニング娘。」に引き継がれ、現在の「AKB48」に至っている。
初期は歌が下手でも何でも良かったようであるが、「モーニング娘。」の頃からある程度の歌唱力がある者しかメンバーに入れていないようである。
プロデュースする側からみれば、商材は、楽曲ではなく、人なのかもしれない。

EXILE商法

人数が多いのでAKB商法と同じように見られるかもしれないが、根本的に違うものである。
「人の好みは様々」という着眼点で人数が多いわけではなく、ビジネスを多角化するには人手が必要ということで大人数になっている。
通常、歌手とバックダンサーは別グループであるはずだが、まず、バックダンサーも常勤メンバーとすることで、歌だけでなく、ダンスもセットで商材とした。
さらに、ミュージカル、ドラマ仕立てのビデオ、定期刊行雑誌など、多角経営が広がり、看板TV番組ももっている。
当初、バックダンサーは税金対策という話もあったが、最初からこれらのことが視野に置かれていたのであれば、どんどんと人数が増えていったのもの当然なのかもしれない。
また、彼らの場合、楽曲をはじめいろいろな著作物の権利関係も自身で管理しているらしく、通常のアーティスト・グループの枠を超えているのは確かである。
EXILEのミュージカルには、なぜか、千原ジュニア氏も出演しており、もしかしたら「お笑い」の分野への進出も考えているのかもしれない。

小室哲哉商法

とにかくウレ線にこだわって曲を作り、売り出していくやり方。マーケティング的な観点からその時期に売れそうな曲を分析し、TV番組とのタイアップなど、様々なプロモーションを駆使して売り出していく。
成功すると、短期間に次々と曲を発表していかなければならないため、ある程度のものを自己完結して制作できるためのスタジオ設備が必要で、結果としてできる音楽もコンピュータ色の強いものがベースとなる。
小室氏は詐欺などで訴えられたりもしたが、根底に、ヒット曲が昔ほど作れなくなったということがあったようで、常に流行りの音楽スタイルを追い続けるのは、やはり難しいのかもしれない。

けいおん商法

いつの頃からから、アニメ番組の曲が子供じみたお遊戯的な曲から、通常のポップスと変わらない曲になり、アニメがアーティストや曲を売り出す1つの手段となった。
また、アニメの制作側からみると、音楽は、関連グッズの中でも、特に収益性の高いものと考えられる。
「涼宮ハルヒの憂鬱」でも涼宮ハルヒに劇中で歌を歌わせ売り出すということをしていたように思うが、その後、「けいおん!」では、次から次へと劇中歌がCD化され、キャラクターイメージCDというのも多数発売された。
 
 
     
 

12/24(金)

AKB商法  
  クリスマスの時期になると、有線、ラジオでクリスマス・ソングが頻繁にかかるようになるが、なぜか最近、有線のオリコンチャネルで、さびでチョコレート、チョコレートと連呼する曲がかかる。AKB48のようなアイドル・グループの曲らしいが、有線なのでアーティストやタイトルは不明。。。
どうやら、バレンタインデーを意識したものらしいが、ちょっと早すぎないか。。。
しかし、バレンタインデーの直前に曲を発表しても意味がないから、前だおしして、結局、今の時期から発表しておかないと、ある程度の販売数が見込めないのかもしれない。
この曲がAKBのものかどうかはわからないが、AKBは確か、桜の栞という、卒業式を意識した曲も出していた気がする。

クリスマス、桜、バレンタインデーと、イベントにフォーカスして曲を発表していけば、効率がいいかも。クリスマス、桜をテーマにした曲がいかに多いことか。。。
 
 
     
 
12/22(水)  忘年会  
  某大学の芸術学部の某学科の教員の忘年会に行った。今年、飲酒中の学生が死亡するという事故があったため、忘年会、新年会は自粛傾向にあるのだが、忘年会は、教員間の連絡会もかねているため、ひっそりと(?)実施することにしたらしい。
 私は非常勤講師のため、ほとんどが1年に1回しか会わない人たちである。芸術学部の教員は自分もアーティストという人がほとんどで、話の内容も濃い。
 印象に残った話は、PC用のブルーレイはあまり普及しないだろうという話である。なぜなら、アップルが採用していないかららしい。時代を先取りするアップルが手をつけないのは過渡的なメディアだからということだった。たしかに一理ある気がする。SSDのような高速メディアが普及してくれば、ブルーレイの出る幕はないかも。。。一旦SSDを経験してしまうと、少々高くても、もとのディスクには戻れないのではないかと思う。
 
 
     

12/21(火) 

ディスク異常  
  複数のハードディスクを使い分けているので、整理しようとしていたら、そのうちの1つを壊してしまったらしい。重要なものが入っているディスクは何重にもバックアップをとってあるが、問題のディスクは、最重要のデータというわけでもなかったので、あまりバックアップをとっていなかった。かといって不要というわけではないので、すこし困った状態になってしまった。  
     
 

12/20(月)

SSD  
  SSDはソリッド・ステート・ディスクの略である。(昔、YMOの曲にソリッド・ステート・サバイバーというのがあったなぁ。。。)
SSDを起動ディスクjにしたら、劇的にWindowsの起動が早くなった。計測してみると、今まで1分20秒ぐらいだった起動時間が40秒くらいになっている。しかし、このうち25秒くらいはBIOSチェックの画面なので、ここは起動ディスクでは高速化されないから、実質的な部分では、何分の1にも高速化されていることになる。
 
 
     
 
12/19(日)  windowsの高速起動  
  どのPCも長く使っていると、windowsのつじつまが合わなくなってくるのが、よくわからないエラーがでるようになる。たとえば、エクスプローラの終了時に必ずエラーが発生するとか。デスクトップに無駄なアイコンも増えてくる。
 windows7のPCがだんだんごちゃごちゃしてきたので、OSからインストールしなおすことにした。すっきりしたいので、ハードディスクも入れ替えることに。。。起動を早くしたいので、回転数の高いものに入れ替えることにした。
日本橋(大阪の電気街)で、いろいろと見ていたのだが、7200回転のものがほとんど。しかし1万回転というのも、まれにあるらしい。ソフマップで、店員をつかまえて聞いてみたが、1万回転は速いが故障も多いということだった。高速化したいのであれば、SSDというのがお勧めということだったが、SSDはディスクというより、メモリの一種で、仕組みがぜんぜん違うもので高額である。とlりあえず128Gバイトのものを買ってみた。
 
 
     
 

12/12(日) 

ロボット  
  たぶん24号線沿いだと思うが、テーマパークに置かれているオブジェがおかれているところがある。かなり大きなものだが、時々置かれているものや位置が変わる気がする。
 
 
     
 

12/10(金)

太鼓の神様?  
  事務所の前の通りを隔てて、保育園(幼稚園?)がある。
毎年、マーチの演奏の練習とやらで、1カ月くらい子供たちの太鼓の音が町内に鳴り響く時期がある。
なんでも、マーチの演奏の大会で、優勝するような有名な保育所らしい。
よくみると、保育所の塀の絵は、ドラムなどの楽器を演奏している動物の絵である。
そして、入口あたりに、なにか銅像があり、二宮金次郎かと思っていたのだが、よくみると、バチをもっているし、なにやら太鼓を演奏する人である。説明がなかったので分からないが、誰?
 
 
     
 
12/10(金)

平原綾香商法

 
  大阪(というか全国的か?)に20円商法というのがある。たとえば、2000円のものだと、1980円で売るというやり方である。ちなみにトイザラスでは、このような場合、1999円になる。基本的にどちらも、ほとんど、値引きしていないのだが、おそらく、1999円だと見え見えなので、20円ひくのであろう。
これとは関係ないが、平原綾香さんは、ジュピターを筆頭に、版権が切れた曲に詩をつけて歌っている。昨日、カラオケで、ソルヴェイグの歌というのが新曲で追加されているのを発見した。
彼女は、この方法をずっと続けている様子だが、作曲に関する著作権料がいらないから、見入りが大きいのかもしれない。有名な曲だと、ある程度、売れる公算も高いだろうし。。。