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  音楽研究所の管理人の日記です。主に音楽やメディアアートに関することを書いています。 過去の日記もご覧ください。  
     

2/17(木)

ロボット  
  近くにあるショッピングには、時々ロボットが出没する。
近くにある研究所からやってくるのであるが、特にまわりに愛想を振りまくわけではなく、研究員が何人かついて、何やらデータを採集している風であった。
 
     
 

2/15(火)

長い曲  
  トイレの神様のカラオケデータを作成した。自分の体験談を歌にして歌っているため、異様に長い曲で、350小節くらいある。通常の曲の3倍近い。
3拍子の曲だから、その分、小節の数は多めになるが、それでも長すぎるのでは。。。

AKB48の
ヘビーローテーションのデータも作成した。テンポが普通の曲の倍くらいのため、この曲の小節数もかなり多めである。4分音符が普通の曲の8分音符くらいの感じである。
 
 
     
 
2/2(水)  狂ったピアノ  
  夜、さっそく、譲ってもらった調律セットで30年くらいは調律されていないであろうアップライトピアノの調律を試みた。
今朝、アップライトピアノの蓋の開け方を聞いておいたおかげで、なんなく蓋をオープンできた。

とにかく狂いまくっている。
3本ある弦を1本づつ調律するためには、残り2本をミュートしなければならない。
アップライト用のミュートの道具もセットに入っているのだが、この前はグランドピアノの調律の様子を見せてもらっただけなので、道具の使い方がよくわからない。。。
1オクターブほどやってみたが、最初の状態よりはマシになったものの、おもったように上手くできなかった。
感触では、中音域はそれほどくるっておらず、高音域になるほど、ズレが大きくなっているようだ。
高音弦ほど張力が強いため、ゆるんだときの影響が大きいのだろうか??
 
 
     
 
2/2(水) 

文化庁メディア芸術祭

 
  今日が東京出張の最終日。

朝、日暮里でC氏と待ち合わせて、頼んでおいた調律セットを受け渡してもらった。
使わないものなので、タダでくれるということだが、思っていたよりも立派で、しかも袋付きである。
チューニングハンマーだけで、3〜5万といった感じか。
音叉とか、その他の道具も入っているので、まともに買えば10万近くになるのかもしれない。
調律したいのはアップライトピアノなので、簡単に説明してもらった。

なぜ、今日まで出張にしているかというと、今日から始まる文化庁メディア芸術祭を見て帰るためである。
乃木坂に新国立美術館というのがあり、ここ数年、ここが会場になっている。
一言で言ってしまえば、メディアアートの展覧会で、知っている人の作品も何点か展示されていた。
展覧会の雰囲気は、相変わらず好きなのだが、毎年、展示されている作品への興味が薄れてきているような気がする。

音関係の展示もいくつかあった。上位に入賞しているのは、海外アーティストが多いようだった。
 
 
     
 
2/1(火) 篠笛ソフト  
  お昼に浜松町で人にあう約束があったのだが、
午前中、時間があったので、新橋からユリカモメに乗って、お台場に行ってみた。
汐留の駅に、ハウルの動く城のオブジェがあった。
ネットで写真を見かけたことがあったのだが、ここにあったのか。。。

浜松町での打ち合わせのあと、蔵前で別の打ち合わせ。
そのあと、成城学園前に移動して、篠笛の先生とお弟子さん(?)、楽譜づくりを手伝おうとしている人の計3人と会った。
地元に伝わる篠笛の伝統芸能を、楽譜にして残したいらしい。
普通の楽譜ソフトでは無理なので、専用のソフトを開発して欲しいという話である。
東京のような都会で、そのような伝統芸術がまだ受け継がれているということ自体、少し、驚きである。
現在まで譜面のようなもので記録するようなことは行われておらず、すべて口承で伝えているということだった。

色々と説明をしてもらった。
篠笛の楽譜は、通常、数字譜であるが、この数字譜でも不十分らしい。
なぜなら、微分音や、クラシックで言うビブラート、トリルなどの演奏技法が重要で、
それを正しく演奏しないと、同じ曲に聞こえないという理由である。
微分音というのは、たとえば、ドの音なんだけども、ちょっと低いドとか、
ドとシの間の音とか、要するに半音未満の音程のことである。

そもそも音律自体が12平均律ではなく、独特の音律である。

また、リズムも基本は4拍子なのだが、変則的なものが多すぎるため、五線譜のような形にすると
うまくまとまらないというのも問題らしい。

とりあえず、暫定的な入力ソフトを作ってみようということで落ち着いた。